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土方side
貴「わぁ〜!ここのご飯うまっ!やっぱり地球のご飯は美味しいなあ!おばちゃーん、おかわり!コレとコレ、それからこの鶏肉も!」
近藤さんに傘を突き立てたシリアス展開はどこに行ったのやら。目の前の女はもの凄い勢いでご飯を平らげていく。この光景自体が異様だが、さっきの発言……
沖「地球飯ってあんた、ド田舎出身つっても地球には違いないんじゃねぇですかい?」
総悟も引っかかってたか…さっきも挙動不審に答えてたし、こいつはますます事情聴取の必要があるな……
近「そう言えば、君名前はなんて言うんだい?」
……ったくこの人は、人が良すぎるのか、はたまた唯の馬鹿なのか
貴「ひひょのひゃまへひふはへひひふふほははへひへほ」
近「それはスマンかったな!俺は近藤!ここの局長だ!」
土「いやいやいや!なんで通じてんの?ちゃんと飲み込んでから話せや!てめぇ舐めてんのか??アァ?」
近「まぁ、トシ落ち着け。俺達も倒れてるとこ勝手に連れてきちまったんだ。自己紹介位くらいてやるのが筋ってもんだろ」
土「いや、そこじゃなくてね?……はぁアンタって人はお人好しが過ぎるんじゃねぇか……?」
貴「まぁ何となく先程の会話で名前は分かってますけどね、コノヤロー」
土「てめぇはいっぺん黙ろうな」
沖「そうですぜ、土方さんは一生黙って俺に副長の座を譲れば良いんでさァ」
そういいバズーカを向けてくる総悟を近藤さんが制止する。
近「まぁまぁ良いじゃないか!こっちの黒髪はトシ、ここの副長だ。んでこっちの栗毛が総悟だ」
土「近藤さん、んなフランクな名前紹介してどーすんだよ。馴れ合いなんてしないんだから、とっとと事情聴取して別の職務に……」
近「あぁ!そうだったな!こいつはいけねぇや、黒髪が土方十四郎。栗毛が沖田総悟だ」
土「いや近藤さん、そういう事じゃなくてだな……」
まぁ、この流れで名を聞き出して、事情聴取すればいいか…少し冷静さを取り戻す為、俺は煙草に火をつけた。
沖「んでもって、アンタ名前なんて言うんで?」
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うさきよ - 面白いです‼ (5月7日 20時) (レス) @page4 id: 55ad19f9cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のここ | 作成日時:2021年1月30日 21時