最強戦闘民族の生き残り (ページ18)

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土方side
総悟の奴、急に何を言い出すかと思えば。

少しばかり乱暴だが確かにコレが1番手っ取り早い。大人しく女中になれば良いものを。
こういうめんどくさい馬鹿は手がつけにくいから、さっさと追い出すのが得策だ。

近｢おい総悟!!其れはちょっと酷じゃないか??殊里ちゃんも断って良いんだよ?女中にも色んな仕事があるから、殊里ちゃんに合う仕事もきっと見つかるし……｣

近藤さんは優しすぎるから、ホントに女中として受け入れる気でいるのだろう。悪いな、でもこれ以上馬鹿に手を焼くのは俺も、総悟も限界なんだ。

貴「お巡りやらせろっつってんだよこの良心ゴリラ。つまり、この栗毛くんと戦って勝てば職場・高給・住居をGETできんですよね？」

沖｢随分と舐めた口聞くじゃありやせんか。強気な女はその分調教しがいがあるんで嫌いじゃないですぜ。てめぇが勝てば刀でも傘でも返して新選組に入れてやりやす。勿論"勝てば"の話ですがね｣

総悟は多分手を抜こうとはしないだろう。完全にドSスイッチが入ってやがる。少々女が気の毒だが知ったこっちゃない

貴「履歴書不要。面接オンリーなんて随分信用に欠ける会社ですね！でもその方が私にとって有難いです。
局長さん、副長さん、良いですよね？」

そう言って目の前の女は、ニヤリと口元に弧を浮かべた。