Orange days...(Daiki.A)

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、


『、、ん。』



目覚めた時には
自分の部屋のベッドにて
時刻は朝の６時を回っていた。



『いっ、たぁ〜』



やらかした。
完全に二日酔い。

情けない、こんな歳にもなって
ひとり酒で記憶が無くなるまで飲んで
誰か知らない人にまでお世話に、、



『最悪だよもぉ〜っ』



布団に顔を埋めて
心の中で懺悔の念を唱える。





ふとテーブルを見れば、
私の携帯と頭痛薬、お水、
そしてなぜか可愛くラッピングされた
小さな紙袋が置いてあった。



誰からだろ。



紙袋の中には

“誕生日おめでとう”

と書かれたメッセージカードと
オレンジ色をモチーフにした
アンティークなイヤリングだった。

完全に好み。可愛い。


これって、、友美？
いや、でもこの時期出張忙しくて
そんな時間はないはず。


私の誕生日を知ってて
好みもわかってて、
家に入り込める知り合いと言えば、、


『あ〜っ！真ちゃんか！？』




なるほどね。
そりゃ通りで私の体が無事なはずだもん(笑)








、、納得。





今日はこのイヤリング付けて
外出しよっかな。



酔い覚ましのシャワーを浴びて
出かける支度を進めた。

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