とんでもないアホ5【ツイステ】【男主】

222話 ページ41

Aside





俺とルークサンで完成させた魔法石をデイヴィスに見せに行く。




ｸﾙ｢………ふむ、きちんと出来てるみたいだな。グッドボーイ、最初からこうしろ。｣




そう言ってデイヴィスは俺の頭をひと撫でして、課題をこなしてる人達の指導に戻って行った。




『ぐっどぼーい。』




俺もデイヴィスのようにルークサンの頭を撫でる。




ﾙｰｸ｢オーララ！キミに頭を撫でられるなんて、まるで天使の羽が頭に降り積もるような気分だ。｣




しばらくよしよしとしていると、課題が終わったヴィルサンもこちらに来た。




ｳﾞｨﾙ｢アンタたち、あんな真似してよく早めに終わらせたわね……。｣



『一蓮托生だから。』



ふふんと鼻を鳴らすと、ヴィルサンは俺を無視してルークサンを連れて行ってしまった。




誘拐犯ーーーー！！！




俺も課題が終わったことだし、リドルにでもちょっかいかけに行こうかな。



『ってことで遊びに来たんだ。』




ﾘﾄﾞﾙ｢課題が終わった者は自習の筈だ。そう易々と遊びに来ないでくれ。｣




材料のメモを見ながら、リドルは大釜を掻き混ぜる。




どうやらまだ課題が終わっていないらしい。




『へっへーん、俺が手伝ってやろうか？』




俺がそう言うと、リドルは青筋を立てる。




ﾘﾄﾞﾙ｢少し早く終わったからって、調子に乗るな！｣




うぎぎ、と爆発寸前のリドルを、ペアであるトレイサンがまあまあと宥める。




ﾄﾚｲ｢にしても、よくあんなに早く終わらせたな。まさか越されるなんて思ってもみなかった。｣




まあ、こればっかりは才能だよねえ…。




『そうだ！俺って錬金術の才能があるみたいだし、せっかくだから何か作ってくるわ！！！』



課題に取り組んでいる二人に手を振って、空いている大釜を占領する。




ゴーグルと手袋を装着し、いざ準備完了。














ﾄﾚｲ｢自由だな…。｣



ﾘﾄﾞﾙ｢絶対良くないことが起きる………。｣

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