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降谷side
現場に着くとたくさんの仲間がいた。どれもこれも風見が呼んでおいてくれた。
風見の話では敵はまだこちらに気づいて居ないようだった。
「降谷さん！突入命令を！」
「突入してもらうが、今回は俺が先頭で行く」
大抵の場合、僕は指示を出すだけだが今回は早川の話だ。僕が自分の手で男を殴ってやる。
「分かりました。では命令を」
「グループAは入口を、グループBは裏口を塞げ。グループCは俺を先頭に突入する！行くぞ！」
防弾チョッキを身につけ、拳銃を2丁ポケットにしまう。僕はそのままゆっくりとビルへ入っていった。
見張りと思われる人間が俺の存在に気づくと殴りかかってきた。攻撃をかわして顎を殴って失神させる。上の人間に僕たちの存在がバレないように失神している見張りの通信手段を壊した。そんな調子で次々と敵を倒していく。
風見の情報を頼りに早川がいるであろう部屋へ着実に足を進めて行った。
このままいけば上手くいく。
そう思ったが、彼女のいる部屋の前まで来た時敵のひとりが俺たちが侵入した事実を上の人間に知らせてしまった。
『いやっ！！！！！』
早川の叫び声だった。
その声を聞いて僕は気づいたら勢いよく部屋のドアを開けていた。
「早川を離せ！！！！」
男が早川の首にナイフを突きつけている。
彼女の腕は縛らへていて身動きが取れないようだった。
「Aは俺のものだ。A以上の女なんて居ない！！」
男は早川の鎖骨に刃物で傷をつけた。そこから真っ赤な血が垂れて、服が赤く染っていく。
男に向かって拳銃を構えたは言いものの、この距離じゃ早川に当たってしまうかもしれない。
「お巡りさん、Aの名前知ってたけど個人的な知り合いなの？
だったら分かるでしょAどれだけいい女なのか」
僕は拳銃を構えたまま、男を睨む。
「だったらいいじゃん、ここに閉じ込めたしたとしても。
きっとAの家族かなにかが捜索願出したんだよね？でもAは俺と付き合ってるんだ。俺のものなんだ。だったらいいよね？」
これではらちがあかない。どうすればいい、どうすれば早川を助けられるんだ。
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なみ - とっても面白いです。更新楽しみに待っています！！続きが楽しみです！ (2019年8月8日 10時) (
レス) id: 0ffda98372 (このIDを非表示/違反報告)
SHINO - 面白いです！更新待ってます！ (2019年4月14日 21時) (レス) id: 5129f74190 (このIDを非表示/違反報告)
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