とんでもないアホ 2【ツイステ】【男主】

48話 ページ7

Aside


inイデアの部屋


俺たちはストラテジーが出した新作ゲームを先行プレイするため、ゲーム機を起動させてテレビにHDMIを繋げる。


ｲﾃﾞｱ｢まさかあのストラテジーが、ギャルゲーに手を出すとは……。｣


ストラテジーは基本、戦略ゲームを根本とするゲーム会社であったが、規模拡大のためにギャルゲームを作り出した。

それも、登場するキャラクターはグレートセブンをモデルとした学園恋愛ゲームである。


『親父が俺の入学祝いに作ってくれた。』


ｲﾃﾞｱ｢とんだ親バカ……。｣


『俺の親侮辱したな。』


ｲﾃﾞｱ｢え、あ、いや、そういうことじゃないんだケド…。｣


何はともあれ、早速プレイしてみる。

ｲﾃﾞｱ｢主人公の名前……。どうする？｣

『イデアサンと俺でプレイするから、俺らの名前繋げよう。』

名前を入力、というところに、
A・シュラウドという文字を打つ。


ｲﾃﾞｱ｢いやもうこれ、拙者とA氏でデキてんじゃん。｣

ていうかこれじゃ、フルネームで呼ばれることになるんじゃ……。


というイデアサンの声が聞こえるが、もうSTARTボタンを押してしまったので、もう遅い。









俺の名前はA・シュラウド。


今日から高校1年生になる。


真新しい制服に身を包み、幼馴染みと登校するため、待ち合わせ場所の駅へと急いで向かう。


ｲﾃﾞｱ｢あーやっぱ、ギャルゲーに幼馴染みは定番でござるな。｣

『どんな子だろうね。』



駅に到着すると、そこには既に幼馴染みの姿が。


？[遅いわよ。時間厳守、次からは待ち合わせ10分前には到着していることね。]

腕を組み、プンスカと怒っている彼女。

彼女の名はローゼ・クイーンネス。


正真正銘、俺の幼馴染みである。




ｲﾃﾞｱ｢あーね。ツンデレ系幼馴染みですな。幼馴染みといえば、元気っ子かツンデレの二択だからね。｣


『ううん、にしてもこの子完全に……。』

赤毛に低身長、顔つきは凛としているが、
よくよく見れば可愛らしい。


ｲﾃﾞｱ｢あーうん、ハーツラビュルの寮長そっくり。｣




▶ 次からは気をつける

謝る

近くにアイスが売っていたので買いに行く



ｲﾃﾞｱ｢あ、A氏。選択肢が出たでござるよ。て最後のだけあからさますぎでしょw｣


『一番下だね。』


ｲﾃﾞｱ｢え！？いやいや、怒らせるに決まってるでしょ。ここは無難に一番上。｣







イデアサンの意見を無視して、
一番下の選択肢を選んだ。

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