ぬくもり:: フクロウ★ 薄陽様からのリクエスト ページ30
「フクロウー」
「なんですか？A」
寒さが厳しくなるこの頃。
二人で外に出掛けたけれどとても寒い。
「フクロウは寒くないの？」
「寒いですよ」
「ハルヤ様、怒ってないかな」
「ちゃんと了承を得たので大丈夫ですよ」
「そうだね」
私とフクロウは所謂デートというものを人間界でしている。
「ちょっと休憩しますか」
私達は人気の少ないところへと移動した。そして、そこに丁度あったベンチに座る。
「フクロウ……」
「はい」
「寒い」
そう言ってフクロウに抱きついた。伝わる体温が心地いい。
「私があたためてあげます」
ギュッと抱きしめかえしてくれるフクロウが大好き。
「ね、ちゅーして」
「………！今日のAは甘えたさんですね」
「そうなの？」
「ええ。いつものあなたなら外でしかも人前でなんて考えられないと言うでしょう？」
「そうだね。でも、今は人がいない。フクロウ」
甘えた声でフクロウの名前を呼べば、彼は困ったように笑い、軽いキスをくれた。
「んー………もっと」
「こ、ここは外ですし………Aの部屋へと行きましょう？」
「…………うん」
私が小さく返事したのを聞いたフクロウが私を抱きしめたままその場から離れた。
☆★☆
私とフクロウは私の自室についた。フクロウがソファに座り私はその上に跨がって座る。いつも見上げているフクロウを今は見下ろしている。不思議な感覚。
「A、大好きです。誰よりも愛しています。忠誠を誓っているのは酒呑童子様ですが、愛を誓っているのはAだけです」
フクロウは私に甘い言葉を囁き、優しい微笑を浮かべた。私はその微笑みに弱いのだ。
「フクロウ………好き！」
自分からフクロウにキスをすると彼は驚いたようだったけれどすぐに対応してきた。私の後頭部に手を回し固定して深く口付けてきた。
「ん……ふぅ……///」
「んっ………A///」
私から離れたフクロウを見ると私と同じように顔を赤くするフクロウが目にうつって、それがとても愛しくて最後にまたチュッと唇にキスを送っておいた。
「大好きだよ〜」
「私も大好きです、A」
またしっかりと抱擁してくれるフクロウがあたたかい。
「あったかくなったよ」
「それはよかったです」
確かにあなたのぬくもりを感じた。
Fin
リクエストありがとうございました！
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アロア(プロフ) - アンデルさん» シャドウサイド妖怪で誰がお相手でしょうか……？ (2019年2月18日 20時) (
レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - SRKBさん» 了解です！書き直しておきます(*´ω｀*) (2019年2月16日 16時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
SRKB - ごめんなさい申し訳ないを申し訳なしと書いてしまいました。後思い付いたので追加します。夢主は覚醒前はポニーテールの黒髪にアヤメと同じ体型と可愛らしい顔でアヤメファンでも見惚れるぐらいですが覚醒後は黒髪が藍色に小さい角が四本生え小悪魔系の顔に変わります。 (2019年2月16日 16時) (レス) id: 8f3c22ff74 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - ♪美桜♪さん» おー！でも、私はくだらないことしか呟いてないですよwあと、絵も下手ですから(自分絵じゃないから) (2019年2月16日 13時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
♪美桜♪(プロフ) - アロアさん» アロアさんのTwitter見てみますね！ (2019年2月16日 12時) (レス) id: 303f0ec948 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アロア | 作成日時：2018年11月12日 17時
