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「ごめん、ごめん紫耀はなんて？」
「喧嘩はしたけどこの怪我は転んだって
走ってて、つまづいて転んだってさ」
「そう言われたら、納得するしかないじゃん？」
「まぁね。」
「でも、あんな運動神経いいのに
走っててつまづいて転ぶとか。」
「確かに」
「前見てなくてぶつけたとかなら
納得するんだけど、太輔の子だし」
「ちょっと。なにそれ？
ひろだって、ひどいこと言ってる！
俺も機会見てちょっと聞いてみるよ。
ひろもあんまり1人で悩むなよ？」
「うん、ありがと。太輔」
ずしっ
え、今って思った時には時遅く
そのまま夢の世界に引き込まれていったそう
よっぽど疲れたんだな
しょうがないから
急いで手についた泡を落として
抱き上げて寝室に連れてった
「う、うーん」
「海人しっーだよ。
.....ひろ疲れちゃったんだって
今日は夜泣きしないで
お利口さんに寝てて、なっ。」
海人と目があった気がしたけど
心の声が通じたのか笑
息を潜めているとまた寝息を立て始めた
よく寝るのはひろ似だな
俺も残りを片付けて
結局ひろがくれなかったから
仕事でもらった資料も見ながら
1人でもう一本開けて飲むことにした
物音がして振り返ると
「....宏光くんは？」
「寝たよ。紫耀どうした？眠れない？」
「そっか、ううん。なんでもない」
「....紫耀？
ひろに昼間の訳話してあげなよ。
心配してたよ？」
「なんでもないって。おやすみ」
「なー。たまにはとーさんと寝るか？」
「え、笑
とーさんと？無理だよ。狭いし」
いつのまにかこんなこと言うようになったのか
夜泣き卒業したら
個々の部屋で寝かすようにしてるけど
甘えん坊の廉はまだ週の半分以上俺らと寝てる
でも紫耀は廉が産まれると同時に寝るようになって
たまにひろが無理矢理
紫耀のベットに押しかけて寝てるのみるけど
それ以外は1人で寝てる
「じゃ、とーさんここで寝るから
紫耀、とーさんのところで寝なよ。
ひろの隣貸してあげる」
「いいよ。
とーさん、宏光くんいないと寝れないじゃん
ほんとに大丈夫だから、おやすみ」
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作者名：ぽぽ | 作成日時：2019年10月13日 18時
