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「ただいまー！！」
「わぁ、すごい汗！！
シャワー浴びてきな、勝利くんも」
帰ってきたみんなは汗だくで
そのあと付いて来た大人はヘトヘト
「あー、疲れた」
「お疲れさま。ありがとうね。
風磨くんもよかったらシャワーどうぞ」
「すみません。ありがとうございます」
「ニカー、そんなところ寝ないで」
「だって、めちゃ走らされて
もうヘトヘト....
俺このあと仕事なのに」
「頑張っていきなよ。
横尾さん待ってるよ、迷惑かけちゃだめだよ」
ニカは俺の母親の友達の息子で
小さい時から兄弟みたいに育ち
今でも事あるごとにウチに来る
大学には行かずに
フラフラして困ってるとおばさんに相談されて
横尾さん訳を話して面倒を見てもらってる
年齢はかなり離れてるけど可愛い存在
「はぁーい、母ちゃんみたいなこと言うなよ」
「頑張れ、頑張れ
ニカ、そういえばお隣さんがさっき来て
大学生のおとこのだったよ
年齢同じくらいじゃないかな？
ね、健人くん？」
「はい、しっかりした子で。
なかなかイケメンでしたよね？」
「なんだぁー、男か」
「今度紹介してあげるよ。
廉はもう仲良くなったみたいだし」
「いいよ、別に大学生とか」
「ちょっとひろ待て、
もうそんな仲良くなったのか？！
しかも若い男と！」
「太輔、笑」
子供達はシャワーを浴びて
また遊び出して大人はゆっくりティータイム
日も暮れ初めて
風磨くんたちも帰ることになった
「勝利くん寝ちゃったね」
「なんか凄く楽しかったみたいで
勝利ー？勝利？帰るよ？
起きないわ、これ起きないねしばらく。
風磨、お願い」
よいしょって持ち上げる風磨くん
「勝利くんしっかりしてるのに
こんな一面もあるんだね」
「こいつ小さいし平気です。
いつも甘えないからこんな時くらいって思ってたら
ずっと続いてます」
「これでたまに起きてる時とかあるんだよねー」
健人くんがちょんちょんってほっぺを突く
「お兄ちゃんになるんだし
今のうちにたくさん甘えたらいいよね
風磨くんなら二人くらい抱えれるか。」
「風磨、若いからだまだまだいけんな」
「ちょっとやめてください笑笑」
「なんか随分と仲良くなったんだね
健人くん、荷物大変でしょ？
太輔、車まで運んであげたら？？」
「そうだね、行こうか」
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作者名：ぽぽ | 作成日時：2019年10月13日 18時
