ポルさんと親分に取り合いされるだけ

距離と耳 ページ25

A「なんか、ポルトガルさんは、さんってつけたい」

葡「…………俺と心理的距離を取ろうとするのやめーや」

いやー…チークキスのあたりからやばいやつだと思ってるし……口が裂けても言えないけど…

葡「しゃあないなぁ、こっちから距離詰めるしかないやん？」ｽｽｯ…

A「え゛」

葡「そっちが心理的距離をとろうとするなら、こっちは物理的距離をつめるまでや」ﾋﾟﾄｯ

ひぃ…！この人、くっついてきて…！

西「あっ！！！ポルトガル、抜け駆けはあかんぞ！！！！俺も俺も〜！」ﾋﾟﾄｯ

ぎゃーー！！両端男で固められた！！！！

逃げられない……諦めるしか……ない……

A「…………もうなんでもいいです」

葡「お昼しっかり食べへんと、午後の元気出えへんよ？はい、あーん……」

西「そんなもん食うたら腹の底から存在感消えるで！！！！！俺の料理食べ！はい！！」

葡「誰が存在感ないってぇ！？！？」

西「うわ…？なんか今声聞こえなかった…？誰もいないはずなのに……」

葡「Puto」

西「おっ、ポルトガル〜。わざわざスペイン語使ってくれてありがとなー、決闘だゴルァアァ！！！！！！！」

A「いや鼓膜破れるから！！！うるさいよ！！！！」

西「あぁあすまんすまん、可愛いお耳をズタズタにするわけにはいかんもんねー…よしよし」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

A「っ…！///ちょっと、耳触るなっ…！！！セクハラ！！！！」

西「ご、ごめんて、あぁ〜！墓穴掘ってくよ！！！まずいで…！」

びっくりした……！急に耳触るなんて……何なのこの人…！！！

葡「……………」

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