日曜日の秘密～Junta.N～ (ページ9)

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秘密8 ページ9

あれから、少したってもうすぐテスト。

補習も、テスト対策のため範囲をがんばってやっている。

　「終わった！」

淳「おつかれ。」

　「勝てるかな小瀧に。」

淳「なんか、勝負してるのか？」

　「うん。英語の点数でね。私が勝ったら、小瀧に高級ケーキをおごってくれて、小瀧が勝ったら、パンケーキをおごらないといけない。」

淳「なるほど。」

　「だから、勝たないと！高級ケーキ！」

淳「ケーキのためか。」

　「あ、あとさ、淳太君。もし、英語の点数が80点以上だったら、ご褒美頂戴。」

淳「わかった。がんばれよな。」

よーし。がんばろう！

テスト当日

英語のテストになって、がんばって埋める。

問題を見たら、補習や授業で淳太君が大切やと言っていた場所がたくさん出ていた。

淳「失礼します。何か質問ある人いますか？」

　「淳太君。」

淳「じゃあ、最後まであきらめずに解いて下さい。」

そして、見回り始めて、私のところにやってきた淳太君。

そしたら、耳元で、

淳「がんばれ。この調子やとご褒美待っているぞ。」

そう言われて、顔が赤くなった。

キーンコーンカーンコン

先「そこまで！解答用紙回収。」

解答用紙が回収されて、テストが終わった。

　「終わった！」

凛「どう英語。いけそう？」

　「たぶん！」

凛「その自信は何？」

　「わからないけど、たぶんいけた気がする。」

望「よ！A。どうやった？」

　「たぶん、勝ったよ！」

望「マジか。」

　「あのときの約束。覚えていてよ！」

望「あれか。」

凛「何？」

　「もし、英語の点数が私のほうが上だったら、高級ケーキをおごってくれるの！」

凛「マジで！私のも！」

望「俺の金が！」

　「何、その給料日前のお金がないサラリーマンみたいな言葉。」

楽しみだな。結果。