時給950円です。【BTS】

砂糖とうさぎ ページ39

｢ただいま〜!!｣



YG｢お前どこ行ってたんだよ。｣




あれ？


いきなり不機嫌なユンギさんが現れた。





TH｢俺とデートだよ!!｣



JK｢違います!!俺とです!!｣



JM｢僕とデートだよね？｣



｢えっと、デートというか……｣



YG｢お腹空いたから早くなんか作れ｣



｢もしかして……私の手料理が食べたかったんですか？｣



YG｢はぁ？｣



｢じょ、じょうだんです｣




でも、もう15時近いよね？



まだ食べてないってことは私を待ってたってこと？



ユンギさんも可愛いとこあんじゃん笑




YG｢今の顔キモイな｣



｢ユンギさんの顔もキモイです｣



YG｢お前よりマシだわ笑｣




そう言って笑った。



私は何気にユンギさんの笑った顔が好きなんだよね。



こんなことを言ったら、またキモイとか言われそうだから言わないけどね。




YG｢何考えてんの？｣



｢何だと思います？｣



YG｢ジミナを襲う妄想｣



｢違います!!ユンギさんの笑った顔が可愛いって思っただけです!!｣



YG｢……っ｣




また何か言われるんじゃないかと思ったんだけど……



ユンギさんは下を向いた。



もしかして、照れてる？




｢あれれ〜ユンギさんってば、はずかしいんでちゅか〜｣




いつもバカにされてるから、これくらい言っても問題ない!!




YG｢……｣




あれ、黙ったんだけど……


ガチギレですか？やばい、早く謝らないと!!




｢あ、あのさっきのはっ……ってな、何をしてるんですか!?｣



YG｢壁ドン｣



｢ど、どいて下さい!!｣



YG｢何？恥ずかしいの？｣





クソっ!!これは仕返ししてきたな!!



相変わらず性格悪いぞ!!




｢恥ずかしくない、です｣



YG｢だったら俺の顔見て言えよ笑｣



｢ユンギさんを視界に入れたら拒否反応が出るので嫌です｣



YG｢あっそ｣




これでやっとどいてくれるかな？



この状態が続くのは辛すぎる!!



恥ずかしすぎて顔から火が出そうだよ!!




YG｢なぁ、｣



｢は、はい｣



YG｢そんな恥ずかしそうな顔してこんなこと言っても逆効果だから｣



｢え？｣



YG｢あいつらの前では今みたいな顔すんなよ｣




そう言ってリビングに戻って行った。



今みたいな顔ってどんな顔？



全然分からないんだけど!!




JK｢ヌナ!!俺もお腹空いた!!｣



｢遊園地でご飯食べたじゃん笑｣



JK｢ヌナが作ったものは全部食べます!!｣



｢じゃあ、座って待っててね｣



JK｢はーい｣

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