時給950円です。【BTS】

刺激的な朝 ページ12

あの後、文句を言っていたが

だいぶ疲れていたのか、普通に寝れた。


――――ピピピ


セットしていたアラームが鳴ったらしい。

起きようと思ったら


｢テヒョン君のせいで、布団から出れないんだけど……｣

起こしたらダメだと思って、ゆっくり腕から逃げようと思ったが

｢いや、どんな力で抱き着いてんのよ!!｣

もう、無理矢理抜け出すしかないと思っていたら


TH｢もう、起きるの？｣

｢え、起きてたの？｣

TH｢だって、Aがどこか行こうとするんだもん。｣

｢だもんって、あざとすぎるわ。｣

TH｢まだ、寝ようよ〜｣


｢私は、今からやることがあるから、離してくれません？｣

TH｢ヤダって言ったら？｣

｢殴ってでも、リビングに行くから。｣

TH｢Aは、野蛮人なの？…全く、仕方ないな〜｣


そう言って、やっと離してもらえた。


リビングへ行くと、まだ誰も起きていなかった。


｢よしっ!!今から、朝ご飯を作るぞ!!｣


順調に朝ご飯を作っていると

皆がぞろぞろと起きて来た。


JN｢Aちゃん、おはよう〜｣

｢おはようございます!!｣

RM｢朝から、作ってくれてありがとう。｣

｢いえ、それが仕事なので!!｣


皆は起きて来たんだけど……

ジョングク君だけが、起きてこないんだけど。


｢ホソクさん。ジョングク君が起きてこないんですけど……｣

JH｢あぁ、ジョングガは朝が苦手だから。｣

JN｢悪いけど、起こしてきてくれる？｣


｢はい!!｣


｢ジョングク君〜、朝ご飯出来てるよ!!｣


あら、返事がない。

困ったな……

もしかして、ドアが開いてたり……


｢おぉ、本当に開いてた!!えっと、失礼しまーす。｣

ベッドへ行くと、ジョングク君は寝ていた。


｢寝てる顔、可愛い!!｣


なんて、思っていたら


｢うわっ!!｣


ジョングク君に手を引っ張られた。


JK｢寝込みを襲いに来たんですか？｣

｢いや、普通に起こしに来ただけだからね!!｣


JK｢ヌナ、温かいですね。｣

そう言って、私は抱きしめられている。


｢離してくれません？｣


JK｢テヒョニヒョンに何もされてない？｣

｢されてません。｣

JK｢ホントに？｣

｢ホントだよ!!｣


JK｢こうやって、服の中に手を入れられたり……って、イタッ｣

｢い、いきなり何すんのよ!!｣

JK｢腕が痛いです。｣

｢痛くしてんのよ!!もう、知らないから!!｣


あぁ、朝から心臓に悪いから!!

全く、ジョングク君は何考えてんのよ!!


JN｢ジョングガは起きた？｣

｢知りません!!｣

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