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終わったら帰ってしまう。
そう思うとすぐ動く気になれず、そのままの体制で何度もキスをしながら愛撫する。
「…やっぱ無理だな。」
「なに、が…っ？」
目の前のおっぱいも、慣れてきたくせに緩くなることなくきゅうきゅう締めてくる中も。
「Aじゃなきゃ９回も出ねーよ。」
訳がわからないといった顔をするA。
「仲良い奴に言われたんだよ。９回もするのは彼女がしんどいだろうから、"分散"しろって。」
「それって他の人とってこと？」
頷くとAの顔をみるみるうちに泣きそうになっていく。
「やだ…っ。10回でも20回でもするから、他の人となんかしないで…！」
Aが抱きついてくるのと同じタイミングで中がぎゅっと締まる。
思わず達した。
「おまえ、急に…っ。」
油断してたから頭が真っ白になる。
だめだ、おさまんねぇ。
泣きそうな顔をしてるAにキスをしながら立ち上がらせると机に手をつかせる。
ゴムを付け替えるとまたすぐに挿れた。
それだけでAの身体は反り返る。
足でさっきAが出した液体を踏むとぞわっとする。
「頼まれたってするかよ。」
胸を掴みながら動物みたいに腰を振って律動する。
「１回でも２回でもAじゃなきゃ立たねーよ。」
耳元で囁いてやると中が締まり、Aは快感に耐えてるような顔をする。
それがまたぞくぞくする。
「なぁ、他の誰にも渡したくねーんだけど。」
腰をゆっくり動かしながら胸を揉む。
「Aは俺のものでいい？」
耳元で囁きながら強くされるのが好きだと分かっていながらゆっくり動かす。
「返事は？」
勿体ぶるような動きにAは快感を追う。
「…早く言わないとやめちゃうよ。」
「や…っ。」
「ほら。」
ギリギリまで引き抜くと秘部は名残惜しそうに自身に絡み付いてくる。
「もう、先生のものでしょ…っ。」
望んでいた答えに一気に貫くとそれだけでAはイッたようで中が痙攣する。
「好きだよ。」
「…う、ん。」
「うん、じゃなくて。」
また激しく動きながらこちらを向かせてキスをするとAはとろんとした顔をする。
この顔も好き。
「ほら、早く。聞かせてよ。」
両手を掴んで前に軽く起こしながら律動するとまたイキそうなのかAの中はびくびくと震え出す。
「A、好きだよ。」
「わ、わたしも…っ。」
不安げにするから抱き締めてやるとぎゅっと抱きついてくる。
「…す、きぃ…っ。」
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作者名：ゆーり | 作成日時：2017年12月14日 0時
