夜咄とこの先 ページ25
あ「は、はぁ…？どういうことさ。それ…」
状況理解不能。
カ「だから…」
あ「っちょ！どこ行く気だ！」
カ「あ！キド！今日は僕たち晩御飯要らないから！」
キ「あ、あぁ。遅くなるのか？」
カ「うん。じゃ、行こっか！」
あ「は、はぁ…。」
僕たちはアジトから離れたネオンが輝く街に来た。
〜カノside〜
カ「じゃあ、ちょっと聞いてくれる？僕の非凡でいて、妙なこと。いや、『平凡を装ってる僕がずっと悩んでること』かな。」
あ「そっか…！」
カ「十年経つかな…。ある日怪物が突然、心臓に近いものを飲み込んだ。『嘘をつき続けろ』とか言ってたな。それ以来か。僕が『怪物』になったのは。」
あ「嘘吐きの怪物？」
カ「うん。飲み込まれたてから、僕は嘘つきで。気付いたら騙せない人や物もなくなった。つまり、僕は『嘘吐きの怪物』に成り果てちゃったんだよ。」
気がついたら君は涙を流して、こう言った。
あ「そんな…小さいときにそんな思いを…」
僕は泣き始める君に言った。
カ「あぁ、ごめんね！泣かないで！全部『法螺話』だから！」
…また嘘を吐いちゃったよ。
あぁ、なんて醜態だ。
女の子を、ましてや彼女を泣かせてしまった。
カ「だってこの本心さ、不気味じゃん。」
あ「…。」
…君は僕を嫌いになったのかな。そんなの…嫌だ。
あ「もう嫌いだ！」
カ「え…？」
僕は気がついたときには涙を流していた。
あ「…ほら、聞かせてよ。聞きたいよ…。カノの法螺話。」
カ「呆れちゃう様な僕なんてもう救えない？」
あ「問題ないぜ！って、カノ！？」
僕は君に抱きついた。
カ「あぁ！君が優しすぎるせいでミスっちゃった！」
あ「…ごめん！」
カ「で、本題なんだけど…」
あ「何？」
カ「こんな怪物の僕でよかったら、結婚してください。」
…頑張ったよ。僕。
あ「このバカノ！…いや、バカ修哉！」
カ「…何？」
あ「…断る訳ないじゃん。ボクが一番大事な物、何だと思ってるの？」
カ「ゲーム。」
あ「違うよ！…修哉だよ。/////」
カ「もう…いきなり名前呼びとか反則/////」
あ「ごめーんw」
カ「…もう無理。今夜寝かせない。」
あ「おっ。久しぶりにゲームか！」
カ「…違う。寝る前僕の部屋来て。」
あ「分かった。」
夜､僕たちは「初経験」をした。
ラッキーアイテム
赤ジャーヒキニートの秘蔵フォルダ
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歌乃時 - 歌＞「鹿野葵さん！指摘ありがとうございます！」カ＞「ちょっと次回から使ったら？歌乃時。」歌＞「もう使ってますよ？」 カ＞「はやっ！」 (2014年8月31日 13時) (携帯から) (
レス) id: 9a0bde2f78 (このIDを非表示/違反報告)
鹿野-葵(プロフ) - カギカッコ使った方が良いのでは……？ (2014年8月31日 8時) (レス) id: b494e25224 (このIDを非表示/違反報告)
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