【完】梅 と 松【梅原裕一郎】

ひょろっと ページ22

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「続いては復刻梅原ニュースです。一つお願いします」

「はい。寝惚け」

「寝惚け…梅ちゃん寝惚けたってこと？」

「や、Aの話なんだけどさ。昨日か一昨日かな。夜中急に起き上がってさ」

「ほうほう。怖いな」

「ベッドで寝てるんだけど、壁側にAで、外側って言ったらいいのかな。すぐ落ちる側あるじゃん」

「言いたいことは分かりますよ」

「そっちで寝てるんだよ。で、Aが俺を追い越してベッドから落ちて」

「え！？一回よいしょって感じで？」

「そうそう。なんか急に重くなった？と思って目開けたらベッドからAが落ちてて。おい、って言ったんだけど反応がないんだよ」

「えーなにそれ怖いんだけど。どうかしちゃったの？」

「もっと怖いのがさ、立ち上がってフラフラ寝室出ていったからトイレかなと思ってまた寝ようとしたんだけど、なかなか帰ってこなくて」

「大丈夫なのそれ」

「見に行ったら玄関で寝てたっていう」

「玄関で！？意味わかんないよ最初から最後まで！」

「俺も分からない。次の日の朝聞いても覚えてないって言ってさ…なんなんだろうね」

「一体何が見えてたりしたのかな…？」

「分かんない。本人が覚えてないからね。まあ玄関で寝てたから起こそうかと思ったけど、ちゃんとベッドへ運びました」

「お姫様抱っこで？」

「それしかないよね」

「ヒューヒュー！！最高！」

「うるせえなほんと」

ーー

@松永A
ひょろっと男子のOA聴きましたが本当に記憶が無くてびっくりしてます。
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@西山宏太朗
お姫様抱っこされた人だあ〜
│
@松永A
そうです。記憶は無いけどね
│
@西山宏太朗
もったいないことしたね
│
@松永A
もう一生してくれないよ

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