愛さえあれば身分なんて関係ない…よね？2

密告 ページ13

カタクリside



セスナとともに俺の部屋に戻る


カタクリ「セスナ…大丈夫か？」


セスナ「ええ…大丈夫です…//それより……ベットへ行きませんか…？」


カタクリ「…セスナ？無理するな…」


セスナとマイはよく似ている


だが、俺はマイが……



セスナ「私は大丈夫だよ？」


カタクリ「…セスナ」


ｺﾝｺﾝｺﾝｯ


ウィル「カタクリ様…ウィルです。」


セスナ「ウィル…？」


カタクリ「俺の使用人のリーダーだ。いいぞ」


ウィル「失礼します」


正直ウィルが来てくれて助かった…


ウィル「カタクリ様…これを…」


そう言って持ってきたのは俺のマフラーだった


カタクリ「ライは無事か…？」


ウィル「ええ…しかし…少しお耳を…」


セスナに聞かれてはいけないのか…？


カタクリ「ああ…」


ウィル「マイがペロスペロー様にスカウトされています。」


…!!


カタクリ「…返事は？」



ウィル「…明日する…と。しかし、マイは迷っているように見えました。そして…マイが退出する時…ペロスペロー様がマイを横抱きにして出てきました…」


カタクリ「ペロス兄が…?!」


ウィル「私からの報告は以上です。失礼します」


カタクリ「ああ…」


ペロス兄は何を考えているんだ…


セスナ「カタクリ…？」


カタクリ「セスナ…少し急用ができた。先に寝ていてくれて構わない」


セスナ「…わかりました。お仕事頑張ってね」


カタクリ「ああ…おやすみ」


俺は部屋を出てマイの元へ向かった。

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