愛さえあれば身分なんて関係ない…よね？

第二ミッション！（本編無関係） ページ43

次はカタクリ様にお渡ししなきゃ…


でも…気に入ってくださるかな…？


カタクリ「…？ライ？」


「っえ！？カ、カタクリ様！！？」


うわっ…びっくりしたぁ


渡そうか渡さないでおこうか迷ってたら本人が来ちゃった…


カタクリ「…ああ。どうしたんだ？こんなところで…今日は休みだったはず…」


「えっと…その…カ、カタクリ様！」


カタクリ「？」


もう…渡しちゃえ！


ここで渡せなかったら…絶対に後悔する…


そんなのは嫌だ！


周りに人がいないことを確認した後、チョコを出す


「これを！受け取ってくれますか！！」


ドクンッドクンッ


心臓の音が早く、大きく聞こえる


だめ…だったかな…？


でもそんな心配はいらなかった


カタクリ様は私の腕を引っ張ったかと思うと、


ふわりと抱きしめてくれた


いきなりのことで最初は顔に熱が集まるのを感じた


カタクリ「マイ…」


カタクリ様の声が耳元で聞こえる


カタクリ「ありがとうな…こんな俺に…」


こんな俺に…？


その言葉が頭に引っかかった。


「こんなじゃないです…」


カタクリ「マイ…？」


こんなこと云ったらカタクリ様が困るかもしれない…


だけど！私は伝えたい！！


「カタクリ様は…私にとって大切な人です！！だから…こんなとか言わないでください…」


しばらくお互いが無言になった


そんな沈黙を破ったのはカタクリ様だった


カタクリ「マイ…何から何まで…本当にありがとう…俺は幸せ者だな。」


抱きしめる力がつよくなったのを感じた


私も…


幸せ者ですよ？


なんせカタクリ様とずっと一緒にいられるから！


カタクリ「これから俺は少し時間があく。一緒に食べないか？」


カタクリ様からのお誘い


私の答えはもう決まっている


「はい！！ご一緒させていただきます！！」


そのあと、二人でおいしく頂きました！


＿＿＿＿＿
一日遅れ＆本編じゃなくてすみません…
バレンタインをどうしてもやりたかった作者の願望です…

飽きた→←本編とまったく関係のないお話〜バレンタイン〜

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