愛さえあれば身分なんて関係ない…よね？

食べるのが一番！ ページ35

一人じゃこんなに食べられないな〜


どうしよう…


残すのも悪いし…


悩んでいると、コンコンと扉がなった


ウィル「マイちゃん…います？」


そう言いながら入ってきたのはウィルさんだった


「ど、どうしたんですか？あ、カタクリ様はもう帰られましたけど…？」


ウィル「いえ、マイちゃんに用があったんですよ〜」


…私？？


ウィル「マイちゃんって可愛くて…ついついちょっかい出したくなっちゃうんですよね〜」


「…？？ウィルさん？？」


私の隣に座り、顔をどんどん近づけてくるウィルさん


「え…ウィルさん？？」


このままじゃ…まずいっ


「や、やめてください！」


ピタッとウィルさんの動きが止まった


ウィル「…なんで？」


「なんでって…私はカタクリ様のことが大好きなんです！そのカタクリ様を裏切るようなことは…したくありません！」


ウィル「…そ、だよね、、、」


ウィルさんはそのまま引き下がってくれた


「…どうしたんですか？、、、こんな私でよければ相談に乗りますよ…？」


こんなの、、、いつものウィルさんじゃない…


ウィルさんと会って、たった1日しか経ってないけど、ウィルさんは凄く優しい上司…


だからわかる…こんなこと、ウィルさんはしない！


ウィル「マイちゃん…優しすぎるよ……ごめん…今のは忘れてくれますか？」


「はい…」


ウィル「ありがとう…実は、カタクリ様に言われて迎えに来たのです…」


「そうだったんですか…」


ウィル「なので、帰りましょう…」


…………ウィルさん元気ない…


「…元気が出ないときは、食べるのが一番なんです…」


ウィル「…？」


「冷めてしまったかもしれませんが、一緒にたべませんか？」


ウィル「っはい！」


その後は、世間話をしながらご飯を食べました


結構楽しい時間だったなぁ〜！









作者です！
あけましておめでとうございます！！
今年もよろしくお願いします！！

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