unexpected*91 ページ5
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部屋に着いて、入室する。
あ「失礼します....」
なんとなく気だるさが伝わるような声音で、私はゆっくりドアを開けた。
下がっていた目線を上げると、手前にはリヴァイさんとハンジさんが、部屋の真ん中あたりにあるテーブルにはアルミンとジャンが、奥にはエルヴィンさんが居た。
私に一番近いところにいる、ハンジさんとリヴァイさんが、少し目を見開いた状態で私を見ていた。
あ「.....?どうかしましたか?」
ハ「いや?なんでもないよ」
ハンジさんの少し不自然な物言いに、疑問を覚えつつもわざわざ問いただしたりはしなかった。
すると、エルヴィンさんが私に話しかけた。
エ「A、君は休まなくてもいいのか?
調査から帰ってきてまだ着替えただけなのだろう?」
よくぞ聞いてくれましたと思いつつ、私は答える。
あ「すいません.....私も少し、自室で休んできてもよろしいでしょうか?
なんだか、調子が悪くて」
この言葉に質問したのは、ハンジさんだった。
ハ「....調子が、悪い?」
あ「え?ええ、まあ。だるいというか....重いというか....。
どこも痛くは無いのですが、疲労感がいつも以上にまとわりついてくる、と言いますか....」
私がそう言うと、ハンジさんは少しだけ顔を強ばらせた。
あ「あの....すいません、だるいくらいで休むなんて....」
ハ「へ!?あ、いやいや!怒ってたとかじゃ無くてね!?
ごめん、顔怖かった?ちょっと考え事してて!」
謝った私に、さらに謝るハンジさん。
ハ「Aは休んできていいんだからね。
あんなに働いてくれたんだから、体を休めなきゃ」
あ「はい....ではお言葉に甘えて、休んできますね」
少し笑顔を見せて、私は部屋を出た。
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柚音(プロフ) - サンゴさん» お返事遅くなってすみません!ありがとうございます!ゆっくりとですが完結まで書き終えられるように頑張ります!コメントありがとうございました!! (2019年1月20日 3時) (レス) id: ba4520d13c (このIDを非表示/違反報告)
サンゴ - 続きめっちゃ気になりますっ!! (2019年1月17日 22時) (レス) id: f7865afa83 (このIDを非表示/違反報告)
サンゴ - 話が深くて読んでいて面白いです! (2018年11月19日 18時) (レス) id: f7865afa83 (このIDを非表示/違反報告)
柚音(プロフ) - 赤間利衣さん» あけましておめでとうございます!閲覧頂きありがとうございます!更新頑張ります! (2018年1月2日 1時) (レス) id: ba4520d13c (このIDを非表示/違反報告)
柚音(プロフ) - ちさきさん» あけましておめでとうございます!コメントありがとうございます、更新頑張ります! (2018年1月2日 1時) (レス) id: ba4520d13c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚音 | 作成日時:2014年5月20日 19時