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Aside
「Aー！起きろー！！」
聞きなれた声がして、目を覚ます。
A「あっ！舞桜、ごめん！！」
急いで飛び起きて周りを見渡すが、親友の舞桜の姿はなく、自分の部屋を見ているだけ。
A「またやっちゃったぁ‥‥」
思いだし、学習能力のない自分の頭をペシッと叩く。
ここに舞桜はいない。
さっきの声は、普通の目覚ましでは起きれない私が、設定したものだ。
携帯の目覚まし時計に舞桜の声を設定しておけば、毎度起きれる。
のだが、ついつい忘れてしまう。
今、ここに姉さんがいなくて良かった。
いたら「Aったら、親友が出来たの！？」とか言って、感動するに違いない。
私にも親友の一人ぐらい、出来るっつーの。
と思ったが、小学生のときも、姉さんに近づくために友達になろうと言うものはいたが、本当の親友と言うのは舞桜が初めてかもしれない。
その時のことを思い出してため息をつき、のろのろと制服に着替え、階段を降りる。
姉さんは吹奏楽部の朝練でいないし、母さんや父さんは仕事。
つまり、この家にいるのは私だけと言うことになる。
まぁ、基本的にそうなのだけれど。
朝食を食べる時間などなく、母さんが作ってくれている弁当を持つ。
A「行ってきまーす」
誰もいない家に一声かけ、鍵をかける。
家から学校までは、そこまで言うほど遠くはなく、歩いても大丈夫な距離だが、早く着きたい。
別校舎から吹奏楽部が終わり、本校舎に帰ってくる姉さんと鉢合わせしたくないから。
姉さんとは別のクラスで良かった。
奇跡的に、舞桜とは同じクラスだし。
そんなことを思いながら、道の端っこを走る。
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なかも(プロフ) - ミルクティーさん» 応援、ありがとうございますっ！正直、オリジナルはよく分かりませんので、教えていただければ幸いです。 (2020年9月12日 17時) (
レス) id: 806b38e7e7 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー - とても面白いです！オリジナルは初めてで難しいかもしれませんが、頑張ってください！応援しています。 (2020年9月12日 17時) (レス) id: 9b82963133 (このIDを非表示/違反報告)
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