【文ストおとぎ話】文豪達のシンデレラ

カオスなシンデレラ〜王宮の役人から全力で逃げるそうです〜 ページ8

翌日…Aは何時ものように継母と義姉をひたすら煽った後、木の枝の上でぼっち飯を楽しんでいました



『あーごちそーさまー♪』



Aが木の枝から家の様子を覗くと
役人達が家の中に入って行きました



『んぁ？何だアイツら』



数分後、役人達と昨夜の白髪の青年が出てきました



『あー‼昨日の人だ‼』



と言い、木から飛び降りて役人達の目の前に立ちました



敦「あ、貴女は…」



『昨日の前髪アシメの方ですよね？』



立「手前、無礼にも程があるだろ‼」



『役人が口悪くてワロタww』



数秒後、後にAはこの発言を深く後悔しました



銀「この方は、この国の第一王子です‼」



『前髪アシメとか言ってすみませんマジ許してください(ムーンサルトジャンピング土下座)』



Aは究極奥義・ムーンサルトジャンピング土下座を敢行しました



福「この娘が、お前が一目惚れしたという娘か？」



敦「はい」



『嫌だ、王様マジでイケオジやないすか』



Aは土下座のままそう呟きました



福「…いいだろう、嫁として迎え入れよう」



『ふぇ？』



この時、Aは



(え？俺っち王族の嫁になるの？嫌だよ面倒い
俺っちまだあの二人に嫌がらせしてないし、ウチの天使のQちゃんと鏡花ちゃんに癒されてないし‼)



と、思っていました



『あの…少々お時間をいただけないデショウカ？』



立「滅茶苦茶片言じゃねぇか」



銀「(コクコク)」



福「よかろう」



Aは光の速さで家に逃げ込んで大事な物だけを持って窓から飛び降りて逃げ出しました

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