カオスなシンデレラ〜 狼VS(名前)達、素敵帽子さんを添えて〜 ページ11
『〜♪』
Aが鼻歌を歌いながら森の中を進んでいくと、何かにぶつかりました
『わぎゃ‼何だよ、ちゃんと前見て歩けよな〜』
鏡「Aも、鼻歌ばっかり歌って前見てなかったから、同罪」
『ゔっ…』
久「そうだよ、お姉ちゃんも謝らなきゃ‼」
『はぁーい』
Aは二人の言う通りちゃんとお辞儀をして謝りました
『ごめんなさい、鼻歌ばっかり歌って前見てませんでしたー』
そこまで言って顔を上げると、其処には人ではなく茶色の毛深い生き物…与謝野が言っていた狼が立っていました
狼「グルゥ…」
『え?狼サンダッタノ?』
鏡「狼だったとは思わなかった」
久「狼さんって大きいんだね…」
Aは低く唸る狼を前に冷や汗をダラダラ流していました
『逃げろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ‼』
Aは鏡花とQを横に抱えて脱兎のごとく逃げました
狼「グガァァァ‼」
狼はその巨体に似合わぬ素早さで追いかけてきますが流石A、幼少期に親が起こって追いかけて来た時にひたすら逃げていたせいか逃走スキルが
無駄に鍛えられていました
『ぎょえぇぇぇ流石の俺っちもこれ(狼)と闘える程の自信はないぞどうしよう』
Aは自称森の中を走り回ってる野生児ですが狩りには自信がないし、抑も狩り自体が嫌いでした
そうして50m8秒の俊足(自称)で走っていると、目の前にあった石に気づかずそのまま転倒しました
『んぎゃあ‼』
立って逃げようとしても足を捻ったようで立てません
鏡「A‼」
久「Aお姉ちゃん‼」
『あ、ヤベーわコレ狼の胃の中にgo toするコースだ』
なんて緊張感のない事を言っていると…
?「オラァ‼」
何処からか現れた影が狼を殴り飛ばしました
『あー‼その小ちゃじゃなくて、その帽子は‼』
中「よォ、久しぶりだなァA」
その影の正体は親戚で紅葉の息子の一人の中也でした
『相変わらずチビで安心したよ』
中「んだと手前ェ‼」
『嘘嘘、助けてくれてありがと』
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怪盗MOON - 継母っ!くにっきー!あやっ!なぜ評価ボタンは一回しか押せないのであろう! (2020年1月15日 21時) (レス) id: 721981dc84 (このIDを非表示/違反報告)
翠柘榴(プロフ) - 桃さん» 前の主人公がただのヤバいやつなのではちゃめちゃになっちゃいました(笑)有難うございます! (2019年5月16日 22時) (レス) id: e1f2e080a9 (このIDを非表示/違反報告)
翠柘榴(プロフ) - 紅さん» 有難うございます!とことん原作を無視したらこんな感じになりました(笑) (2019年5月16日 22時) (レス) id: e1f2e080a9 (このIDを非表示/違反報告)
桃 - うわぁっはっはっはっはっはっはっ ハチャメチャシンデレラ最高です (2019年5月16日 20時) (レス) id: a0220cc930 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - 爆笑 シンデレラ物語 おお 最高 (2019年5月16日 20時) (レス) id: 6cf2837f77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:翠柘榴 | 作成日時:2019年4月7日 16時