blue rain3 ページ4
セトside
パシッ
気がついたら俺はキドの頬を叩いていた。
キ「なっ…!」
キドはよろめいて、机にぶつかる。
俺はとうとう感情が爆発してしまう。
セ「キドの命を助けてくれたのはカノなんすっ!その大切な命をいらないだなんて…!
カノは命がけでキドを守ったんだよ!!
それなのにキドは全然分かってない!
いい加減、目を覚ませよ!!」
あー…!
キドとカノ以外は俺が怒ったことなどなかったので、目をパチクリさせている。
キドはちょっと出かけてくると言って病室を出て行った。
病室は重苦しい雰囲気が漂う。
シンタローさんとヒビヤさん、コノハさんは一旦家に帰るそうだ。
キサラギさんとマリーが言った。
キサ「団長さん、きっとまだ泣いていると思うんです。カノさんがいない今はセトさんしか助けられるひとがいないんです。助けてあげてください…っ!」
マ「外、雨降ってるから傘忘れないでね。」
俺はキサラギさんとマリーにカノを頼むと傘を持ち、走り出した。
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ラナ - 続き楽しみにしてます!! (2014年11月5日 21時) (レス) id: 08ee903fb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うりうり | 作成日時:2014年10月18日 19時