blue rain10 ページ12
カノside
目を覚ますと、キサラギちゃんとマリーが抱きついてきた。
あれ…?僕なんでここに…?
モ「カノさん大丈夫ですか!?」
キサラギちゃんが泣きそうな顔になっている。
マ「キドに知らせないと」
キド…?そんな人いたっけ…?
聞いたことないし、顔もわからないけど酷く懐かしい気持ちになる名前。
でも…。誰だろう。
カ「キド?マリー、キドって誰?」
マ「カノ、何言って…!?」
マリーが唖然とした顔で僕を見つめる。
え…?
カ「キドって誰?マリー誰か知ってるの?ってかなんでここにいるの?僕。」
モ「キドさんです!カノさんと幼なじみじゃないですか!」
え?幼なじみは…。
カ「やだな〜、キサラギちゃん。幼なじみはセトだけだよ?」
僕がそういうとマリーが泣き出した。
僕はそのキドっていう人のことをわからないらしい。
セトとキドさんが来た。
キドさんな泣きそうな顔で僕を抱きしめる。
キ「カノっ!!」
ごめんなさい。
わからない。あなたのことが。
セトはつらそうな顔をしていて、外からは嗚咽が聞こえる。
カ「セトさ…。あの人と僕の関係って何?」
セ「…………一言で言えば恋人っすよ。」
僕は恋人のことを忘れてしまった…!?
あぁ、僕は最悪な人間だ。
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ラナ - 続き楽しみにしてます!! (2014年11月5日 21時) (レス) id: 08ee903fb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うりうり | 作成日時:2014年10月18日 19時