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Episode36 ページ37

栞「じゃあ次はポジション決めようか」

千佳「ポジション?」

宇佐見さんがそう言ってホワイトボードを回転させる

ガラッ

A「おぉ、カエルだ…」
遊真「なんだこの生き物は?」
千佳「好きなんですか?」

ホワイトボードには左から大きめの銃を持ったカエルにスナイパーと書かれていて、真ん中は短めの銃を持っていてガンナー、最後にナイフのようなものを持っているアタッカーと書かれたカエルがいる

栞「…ふふっ……。で、ポジションについてなんだけども…」

修「…。」ながした!
千佳「…。」ながした…
遊真「…。」ながしたな。
A「はははは……」ながしてる…

栞「防衛隊員は戦う距離によってポジションわけされてるんだよね。」

A「距離ですか…」

栞「それぞれアタッカー、ガンナー、スナイパーの3つで、どれが2人にあってるかって話なんだけど、じゃあまずAちゃんから決めようか!」

A「あっはい!」

栞「じゃあAちゃん、運動神経はいい方?足速い?」

A「運動はあまり得意じゃないですけど、足は速い方だと……他の運動で得意なことはないですね…」

栞「十分十分!じゃあ数学は得意?」

A「勉強はできる方です…」

栞「ふむふむ、将棋とかチェスはしたことある?」
A「あまり…」

栞「チームスポーツの経験は?」

A「まったくしたことないです…」

栞「OK!じゃあAちゃんは…」


栞「中距離タイプのガンナーだね!」

A「ガンナー…」

遊真・修・千佳「「「おおっ」」」


栞「よし!ガンナーの説明は後にして、次は千佳ちゃんだね!」


栞「千佳ちゃんは運動神経はいい方?足速い?」

千佳「いえ、あまり…」

栞「数学は得意?」

千佳「成績は普通です…」

栞「将棋とかチェスはしたことある?」

千佳「ないです…」

栞「チームスポーツの経験は…」

千佳「……。」

栞「なしかぁー…」

千佳「すみません、取り柄がなくて…」

栞「いやいや大丈夫だよ!参考にしてるだけだから!」

修「あの!…」

栞「何?修くん?」

修「千佳は足速くないですけどマラソンとか長距離は結構速いです」

栞「おっ持久力ありね」

修「それに我慢強いし真面目だし、コツコツした地道な作業が得意だし、集中力があります。」

遊真「ほう。」

A「…ふふふっ」

修「あっあと、」

栞「あと?」

修「意外と体が柔らかいです。」


遊真・迅・A「「「おぉーーー」」」


栞「ふむふむ。なるほど…よしわかった!私目の分析の結果、千佳ちゃんに1番合うポジションはぁ!」

迅「スナイパーだな。」

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作者名:ruu | 作成日時:2021年3月21日 13時

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