Episode33 ページ34
遊真「いや、オサムは誰が相手でもそうか。そしてたまに死にかける。」
A「ふふっうん。たしかに。」
遊真「親父が俺を助けて死んだ時、親父は何故か笑ってた。
その理由が俺にはわかんなかった、
俺が死にかけたのは親父の忠告を聞かなかったからで、親父が代わりに死ぬ必要なんて全然なかったのに…
なんであの時笑ってたのかそれを親父に聞いてみたかった。けど、その辺ちょっとオサムと似てる気がするんだよな。」
修「えっ？」
遊真「自分が損しても他人の世話をやきたがるとこが。」
遊真「オサムはなんで死にかけてでも人を助けるんだ？困ってる人は見過ごせないたちなのか？」
修「別にそんないいもんじゃないよ。僕はただ、自分がそうするべきだと思ったことから一度でも逃げたらきっと、本当に戦わなきゃいけない時でも逃げるようになる。
自分がそうゆう人間だって知ってるんだ。
だから、僕は人のためにやってる訳じゃない。自分のためにやってるんだ。」
遊真「なるほど、オサムっぽいな。」
A「うん。」
遊真「けどやばい時は逃げないとそのうち死ぬぞ？逃げるのも戦いのうちだ。」
A「その言葉は遊真っぽい。」
遊真「さて、俺も手伝うか！ほっとくとオサムとチカが直ぐ死にそうだからな、後チームを組むのが楽しそうでもある。」
修「クガ！」
遊真「で？Aはどうする？」
修「そうだ！Aにも！千佳から話を聞いた、お前も父親が攫われてるって、
千佳、結構心配してたんだ自分と同じ境遇だからって一緒だと思って助けに行きたいだなんて話をして、嫌な気分にさせちゃったのかもって」
A「ちがうちがう！嫌な訳ないよ！ただ、悩んでただけ。」
修「悩んでた？」
A「もう解決したから大丈夫！私、もう迷わない！父さんを探しに行く！手伝ってくれるんでしょ遊真？」
遊真「おう。」
A「とゆうことで！私が遊真に先に声かけたんだからね！」
修「えっ！？」
遊真「実はそうなのです！」キラーン
A「でも私修くんにも千佳ちゃんにも手伝って欲しい。」
修「？？」
A「私の父さんを探すの手伝って！代わりに私は千佳ちゃんの友達とお兄さんを探すのを手伝う！」
修「じゃあ、」
A「さっき遊真と話してそうしようって決めてたの。千佳ちゃんのこと修くんはほっとけないだろうし、だったら4人でチームを組んでA級を目指したいって！それに私、4人がいい、千佳ちゃんと修くんと遊真と私…この4人がいいの。」
遊真「じゃあ決まりだな！」
……
千佳「修くん、Aさん、遊真くん…」
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作者名：ruu | 作成日時：2021年3月21日 13時
