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Episode27 ページ28

遊真「せっ戦争!戦争は得意だぞ!」

A「遊真にとって日本の食べ物は美味しくて不思議なものばかりかもだけど、大人数での食事はね、自分の好きなものを好きなだけ食べることはそう易々とできない!」

A「食べたいものを食べるために!何より、より満腹になるためには!食事中の戦争にも勝たなきゃ…」

コンっ

A「イテッ」
修「A、クガに変なことを教えるな!」

遊真とは反対側の私の隣に座ってる修くんが私の頭を小突く

A「えっでも、ウチの家訓なんだけど…」
迅「はははっ!Aちゃんっておもしろいね。」
A「えっ!あっ!ありがとう…ございます?」

やっぱまだ、一対一で喋るのは苦手…

とまぁ、遊真をそっちのけで話をしていたら陽太郎の発言により遊真がタバスコ大量ピザを口に運んでしまった…

遊真「はむっ……!!!!!」
A「えっ?ちょっ、遊真!?」
栞「みっ水!水!」

A「馬鹿!早く水飲んで!」
遊真「ゲホッゲホッ」
千佳「びっくりしたよ…。」
A「本当に…」

ピロンピロン

迅「ん?はい、はい…はい。わかりました。間もなくうちのボスが帰ってくる、遊真とメガネくんボスがお前達に会いたいそうだ」

修「!…。」

……

………



遊真と修くんがボスの方と話してる間私達は宇佐見さんに遠征についてのことを聞いていた

……

Asaid

A「じゃあ千佳ちゃんは…」
千佳「はい。誰かにやってもらうんじゃなくて…自分で助けに行きたい!」
A「…そっ…か。」
千佳「Aさんは?」
A「わっ私は………私……は…ごめん、……その……私………ちょっと、外の空気吸ってくる。」
千佳「Aさん……。」

……


A「屋上…あるんだ。」

ちょうどいい。すこし、おちつきたい。

トントン

キィ

迅「それよりもお前の話聞かせてくれよ。今までのお前と親父さんの話。」

A「えっ?」

ドアを開けようとしたら聞こえてきた迅さんの声…

少し開いた扉から覗くと遊真もいた。

………




私はそれから、2人の話を静かに聞いていた…



扉越しから聞いた話はとても、辛く、苦しく、悲しい遊真の過去

……

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作者名:ruu | 作成日時:2021年3月21日 13時

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