Episode26 ページ27
栞「じゃあ私達は魚が釣れるまでサラダを作ってご飯を炊いて、修くんお米とげる?」
修「なっはい!」
栞「じゃあ千佳ちゃんはお皿の準備を手伝って!」
千佳「はい!」
栞「Aちゃんは野菜洗って!」
A「あっはっはい!」
千佳「ふふっボーダーのスーツ姿より似合ってるかも…」
A「だって!よかったね、修くん!」
修「ええ、あまり嬉しくない褒められ方だった気がするんだが…」
A「それはそれ、褒められたことに変わりはないよ!」
……
遊真「すまん。獲物はこれだけだ…」
陽太郎「俺の責任だ奴に罪はない…」
私達の目の前にはまな板に置かれたラッド(トリオン兵)
修「コイツは…」
遊真「大丈夫だ!既に活動は停止している!この前の殲滅作戦の時の残骸だ。」
栞「よぉーし!それじゃあ私が腕によりをかけて!」
千佳「ええ!!?」
修「食べられるんですか?!」
栞「へへへっ冗談に決まってるでしょ…」
A「でもどうします?メインがないんじゃお腹も膨れませんよ…」
千佳「あの、ご飯にカレーの残りを混ぜて炒めてカレーピラフにするのはどうですか?」
栞「あぁ!それいいかも!」
ガタンガラガラ
A「えっと…もしかしてカレー…」
雷神丸「ハグッハグハグ」
雷神丸が鍋を撫で回している…
陽太郎「2日目のカレーは雷神丸の好物の一つだ。」
栞「はははっ……どうしよう…」
ファンファンファン
修「ん?どうしたんですか?」
いきなり宇佐見さんが持っていた機械が鳴りだす
栞「基地の警備システムと連動してるの…どうやら基地内に侵入者が入り込んだみたい…」
修「!…」
千佳「!?」
A「それってもしかして遊真を狙って…」
修「迅さんは?」
栞「だめ、連絡取れない…こっちに向かってる。」
遊真「オサム、先走るなよ…」
「デリバリーピザでーす!お届けに参りました!」
全員「えっ??」
「すんません!チャイム鳴らしても返事なかったもんで!」
栞「だっ誰が注文を?」
迅「あっ俺だ〜、宇佐見の料理は完成しないと俺のサイドエフェクトが教えてくれたんでな」
………
遊真「これがピザというものか!おぉ、のびるのびるぞ!」
ペチャ
遊真「あっち!」
ほっぺにチーズがつき熱がる遊真
A「食べ物で遊ぶからだよ…」
迅「熱いから気をつけろ。」
遊真「先に言ってもらいたかった…」
A「ほら遊真、頬拭いて…」
チーズでギトギトの遊真の頬をハンカチで拭くA
A「遊真!ご飯の時はこれだけは覚えときなよ!」
遊真「!…なんだ…」ゴクリ
A「ご飯は戦争!!!」
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作者名:ruu | 作成日時:2021年3月21日 13時