Episode17 ページ18
Asaid
A「遊真！」
修「クガ！」
遊真の腕が吹き飛ぶ
千佳「遊真くん腕が…」
修「クガにしては大人しすぎるクガはなんで反撃しないんだ…クガの強さはあんなもんじゃないはずだろ」
チビレプリカ「ふん、私が考えるにその理由は２つある。まず1つは単純に相手の位置どりがうまい、近づくときは絶えず片方が遊真の死角に回り込み遊真が一方を相手にすればもう一方がすぐにその隙をつけるように動いている。遊真は広い場所にでと挟み撃ちを回避しようとしたが……それもよまれていて狙い撃ちされた…なかなか戦い慣れたチームだ。」
修「じゃあ普通に手も足も出ないってことなのか？」
チビレプリカ「いや、確かに手強いが遊真が勝てない相手ではない。」
チビレプリカ「遊真が反撃しない２つ目の理由は修の立場を考えているのだろう。」
修「僕の？」
チビレプリカ「修がせっかくB級に上がったのに自分を匿っていたせいでそれが無にきすかもしれない。そう思って平和的に交渉しようと試みたが相手は聞く耳を持たなかった…」
チビレプリカ「かと言って大人しく殺されるわけにもいかない。今遊真はいかに穏便に相手を無力化するのか考えているのだろう。」
修「穏便に？そんなやり方で勝てるのか？！」
チビレプリカ「ワタシは難しいと思うが、決めるのは遊真自身だ。」
千佳「遊真くんって本当にネイバーなの？」
修「そうだ。でも、他のネイバーとは違う。僕は何度もクガに助けられたし、ネイバーだけどクガは友達だ。千佳とAはどう思うんだ？」
A「わっ！私は！……修くんと同じで…何度も遊真に助けられて、だから…ネイバーでも、友達だよ！」
千佳「私も…ネイバーでも、遊真くんは怖くない…」
修「…そうか。」
…
三輪「手こずらすな、ネイバー。そろそろ観念して大人しく死ね。」
目つきの悪い人が銃を構えてそう言うと、カチューシャさんが槍を投げ、銃を打つ
遊真「シールド」
目つきの悪い人の銃の弾はシールドをすり抜け遊真にあたる…
ガッガッガッ
遊真の身体に弾で撃たれたところに黒い重石のようなものが出る
バタッ
遊真「オモッ…何だこりゃ。」
チビレプリカ「トリオンを重石に変えて相手を拘束するトリガーだ。直接的な破壊力がない代わりにシールドと干渉しない仕組みのようだ」
遊真「ふむ。」
三輪「これで！終わりだネイバー！！！」
修「クガ！」
……
遊真「アンカー…プラスボルト、クワドラ！」
だが、カチューシャの人と目つきの悪い人の攻撃が来る前に遊真の攻撃が2人にあたる…
ズドドッ
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作者名：ruu | 作成日時：2021年3月21日 13時
