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Episode12 ページ13

Asaid

A「…?」
千佳「…トリオン能力って?」

修「あぁ、千佳と青柳さんが知らないのは当然だよ。ネイバーの武器を使うための特殊な力のことだ。」

遊真「なんなら試しに測ってみるか?なぁレプリカ、」

そう言って遊真は指輪に視線を向ける

A「??」

レプリカ「そうだな。そうすればはっきりする。」

遊真の指輪から黒い何かが出てくる

A「はぁわ!!!」
千佳「えっ!!!」

レプリカ「はじめましてA、チカ私はレプリカ遊真のお目付役だ。」

A「えっあっ、はっはじめまして。」
千佳「はっはじめまして…」

カチャ ニュルニュル

レプリカの口から何かが出てくる

レプリカ「この測定柵でトリオン能力が測れる」
遊真「どうぞご利用ください」

千佳「うっうん。でも、ちょっと怖いな…」
A「千佳ちゃん…私が先に測るよ。」
千佳「あっ!でも!」
A「いいから、大丈夫だから。」
千佳「…でも……」
修「レプリカ俺が先に測ってもいいか?」
レプリカ「もちろんだ。」

……

A「…。」

三雲くんって誰にでも優しいんだな…あの時も私を逃してくれたし

すると測り終わったのか三雲くんの前に四角いキューブがあらわれた

レプリカ「計測完了、このキューブは修のトリオン能力を視覚化したものだ。キューブの大きさがトリオン能力のレベルを表してる。」

修「このサイズはどのくらいのレベルなんだ?」
遊真「ふん、ネイバーに狙われるならこの3倍は欲しいかな。」
修「別に狙われたいわけじゃない。」

修「2人も測ってもらえ、大丈夫だ。」
千佳「…うん。修くんがそう言うなら。」
A「…………ありがとう。千佳ちゃん先にやる?」
千佳「…いいんですか?」
A「三雲くんの後の方が安心でしょ?」
千佳「ありがとうございます。


やっぱり三雲くんはなんか、不思議な感じだ…

カチャ

レプリカ「少々時間がかかりそうだ楽にしていてくれ。」

……


遊真「オサムとチカって付き合ってんの??」
修「ばっ!か!違う!全然そんなんじゃない!」
遊真「なんだ、そうなのか。」
A「でも、千佳ちゃんは三雲くんを信頼してるみたい…」
修「千佳は、お世話になった先輩の妹でそれで知り合ったってだけで…」
遊真「ふーん…まぁいいけど。それにしても、そんなにはっきりネイバーに狙われてるならボーダーに行って助けて貰えばいいじゃん。まぁそれはAもだけど」

修「それは…」

……

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作者名:ruu | 作成日時:2021年3月21日 13時

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