醜い私とその他もろもろII

怒ってるみたい ページ12

陽太郎「ゆうまちょっと怒ってる？」

A「だね。」
(まぁ当たり前か…三雲くんを馬鹿にされたようなものだし)


2人はブースに入る


米屋「くっそ〜おチビは俺が先約だったのに。」

修「あっ三輪隊の…」

米屋「米屋陽介。陽介でいいよメガネボーイ」


陽太郎「陽介はしおりちゃんのいとこなのだ。」

三雲「えっ？宇佐見先輩の？」

陽太郎「そして俺の陽仲間でもある。」

三雲「よう…なかま…なんだそれ」

A「スルーしていいよ…三雲くん」


……

…

ランク外対戦 10本勝負 開始

ブーーー



三雲「緑川ってA級4位の部隊なのか、強いとは思ったけどそんなに上だったのか…」

陽太郎「陽介とどっちが強い？」

米屋「ソロだとどうだろうなぁ、俺ポイント覚えてねぇし…勝ったり負けたりだな。」


米屋「でもまぁ、緑川はまだ中坊だし、才能ならあっちが上なんじゃないの？」

A「才能ね…」


と、いつのまにか2対0で遊真が押されてる雰囲気になっているランク戦会場…


米屋「あぁ、結構経験の差あんな…」

陽太郎「経験の差ってなんだぁ！ゆうまも緑川に負けるって言うのか！」

米屋「いやぁ逆、逆。」

A「わざと負けましたね。あの2本…」


陽太郎「？」

三雲「えっ？」

米屋「見てな、そろそろ勝つぞ。」



ピーーー

遊真が1本取り返す


米屋「…おっ捕まえたもう負けはないな。」

A「やっぱりすごく怒ってるみたい…遊真…」



そこからは遊真が負けることはなく
結果

最終スコア2対8で遊真の勝利




陽太郎「よくやった、ゆうま。俺は信じてたぞ。」

遊真「ん？何を？」

陽太郎「何って、仲間の勝利をな、応援してたんじゃないか…」

米屋「よぉーし、おチビ今度こそ俺と対戦だ！」


するとそこに


迅「遊真〜メガネくん〜…あら鶯もここにいたの。」

A「げっ…」

修「迅さん？」



迅「2人ともちょっときてくれ、城戸さん達が呼んでる。」

三雲「城戸司令が…なぜ僕たちを…」

遊真「ふむ、誰？」


「S級の迅さんだ…」

「玉狛支部の…」


迅「ん？…おおっと、悪いけど俺はもうS級じゃない！単なるA級実力派エリートです！」


C級のギャラリーに向かってそう宣言する迅さん
そして迅に気づいた緑川は

緑川「あっ！迅さん！！！」

と、駆け寄り
クルクルと迅の周りを回りながら話している


緑川「迅さんS級やめたの！」

迅「まぁな、」

緑川「じゃ、対戦しようよ！対戦！ね、迅さん！」

迅「相変わらず元気だなぁ、駿」


A(ほんと〜に、迅さんバカ…)

遊真「これって」

お役御免じゃない？？→←先輩…

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