婚約者から愛される方法【五条悟】

子ども ページ31

貴方「んはっ！ケホケホ…！」



硝子「んー…熱だね、普通に」



雪葉「しょーこ、ままおねちゅ？」



硝子「そ、おねちゅ〜「きっしょ」てめぇ」




熱なんて、子ども以来。
ボーってする。



雪葉「しょこ！」



硝子「かんわいーー」



悟「悟くんは？」



雪葉「きやい！」




仲いいなぁ。
本当に可愛い。



悟「さーとーる」



雪葉「しゃ…とーと」



悟「さ」



雪葉「しぁー」




私はユキくんの頭を撫でる。




貴方「悟、ですよユキくん」



そう言えば、呼び捨てで呼ぶの初めてかも。
君付けだし。



硝子「これは」



貴方「え？」



硝子「効果ありってやつ？」



悟くんを見ると、ユキくんで顔を隠す。




貴方「昔から、君付けだから
ギャップってやつかな〜」




雪葉「まま、ねんね」




貴方「そうですね、早く元気になってユキくんと遊ばないと」




目を閉じるとすぐに眠りに落ちてしまう。
一日中寝るなんていつぶりかな。




悟「あ…起きた」




貴方「さ…とるくん…」




悟「昔もあったよね、オマエ」




貴方「うん…覚えてたの？」




氷枕を替えてくれる。




悟「珍しいから、
Aが寝込むのは…」




そう言って弱々しい笑顔を浮かべる。
珍しい、こんな顔するなんて。




悟「身体拭くよ」



貴方「汗、かいてるし
お風呂に「一緒に入る？」はえ？！」



悟「決まり「ちょ！」いーじゃん偶には」




軽々と抱えられて、着てたものを剥がされる。
私は両手で隠す。



悟「相変わらず…白いなぁ」



貴方「み、見るなぁ！」



悟くんの身体を久しぶりに見てしまう。



貴方「ぎゃぁああ！「うるさっ」隠してください！」



駄目だ。
本当に駄目だ！



貴方「お嫁に行けないですっ…」



悟「もう来てるじゃん」



貴方「裸を見られるなんて」



悟「初めてでもないだろ」



貴方「自分で洗う！！」



悟「騒がしいな…ジッとしてろ病人」




ぁああああ！



貴方「は…恥ずかしい」




私はこんなにも…慣れてないなんて。




悟「ガキか」

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