『わーい！そろそろ完結！』作者「締まり悪いけど許してちょ！」 ページ20
早速、乱歩さんが異能力で解決してくれるみたいだ
江戸川「異能力【超推理】！」
私を含め、皆でその様子を見守っている
そこから数秒も立たないうちに、乱歩さんは口を開いた
江戸川「ここから北西に２００ｍ先の路地裏、かなりコアなところに徳永直の拠点があるみたいだ
今の時間は多分、そこにいるだろう。突撃するなら次の殺人が起こる前に確保だ！」
『凄い…！』
元々乱歩さんがアニメ等で凄いのは知っていたが間近で感じると更にわかる
福沢「みな、直ちに乱歩の言った場所に赴き、徳永直の現行犯逮捕に向かう！
相手は元マフィアだ。気を抜かぬよう気をつけろ！」
「「「はい！」」」
、
、
、
あの後、乱歩さんと太宰さんの作戦により速やかに徳永直の足取りを追えた
今、奴の拠点の近く、犯行が行われようとしていた
私たちは念のため谷崎くんの【細雪】で身を隠している
徳永「これでつつがなく今日の任務が終わるな…」
殺されそうな相手は恐怖で動けないようだ
「や、やめ」
徳永の手に持っていたナイフが振りかぶられた瞬間
『異能力【灰色の月】“月下獣”！』
私は飛び出し、腕を異能で虎の手に変えた
ナイフは固い虎の手には通らず、しっかりと私がつかんでいる
相手が驚いているうちに国木田さんが異能で鉄線銃で捕縛、敦くんが次いで確保した
徳永「ちっ、油断した！異能力【太陽の…「【人間失格】」」
徳永が異能を使い逃げようとしたところ、太宰さんがそれを阻止した
其のあと、徳永の被害者になりかけた一般人はほかの探偵社員に送られ、
ここに居るのは私、太宰さん、国木田さんと敦くんになった
太宰「さァ、これで君は逃げられない。現行犯逮捕だし、早速軍警に送ろう！」
明るい声で太宰さんがそういうので
『その前に異能と私の兄について吐いてもらおうか』
そういうとあっさりと徳永は言った
徳永「お前の兄は知らん。だが俺の異能については教えてやる
俺の異能【太陽のない街】は異世界に行ける異能だ。今までこれで散々逃げてきた
異世界からの戻り方は一つ。“その世界の人間を殺す事”だ」
最後の言葉を聞いたとき、私は怒りがありつつ、ストンと腑に落ちた
『じゃあ、私の兄さんはアンタが帰るために殺されたっていうの…？』
徳永「かもな。所詮、世界は弱肉強食よ」
人を殺してもケロリとしているのは正に裏社会の人間だった
・
やべ年末に終わんなさそう
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夏雨(プロフ) - 星猫さん» 高評価ありがとうございます…！凄いやる気出るので嬉しいです！ (2021年9月12日 22時) (
レス) id: 2db8624b24 (このIDを非表示/違反報告)
夏雨(プロフ) - あおりんごアメさん» 私もここ1、2ヶ月で文スト好きになったのでキャラの口調とか心配だったんですけど、そう言って貰えて嬉しいです！！！ (2021年9月12日 22時) (レス) id: 2db8624b24 (このIDを非表示/違反報告)
あおりんごアメ - 最近になって文ストを見始めてハマりました！突然ですがこの作品めっちゃくちゃ好きです(唐突の告白) (2021年9月12日 19時) (レス) id: 698ac9606b (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 初めまして！とっても素敵ですね！高評価しました！ (2021年9月8日 20時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘雫 | 作成日時：2021年9月5日 17時
