【カラ松】ぽかぽか系女子2

第66松　カラ松side続き(イラストあり) ページ29

A『…っ…』


包み込むようにAを抱き締める。


A『カ、カラ松…くん…？((カラ松「Aもだぞ。A独りじゃない。俺がついてるからな。」



Aが以前風邪を引いてしまった時、話してくれたな…。
学生時代、以前働いてた会社…父と上手くいっていない事…。
どこか寂しげに見えるのは、Aの中でまだ、少し不安な所があるからなんだろうなと俺は悟っていた。



カラ松「出会った時や過去の事を話してくれた時、誓ったんだ。
俺がお前を笑顔にするんだって________
悲しい思いをさせたりしない、守りたいって……」



A『カラ松くん……』


カラ松「Aだけの騎士(ナイト)になる。
だから何か聞いて欲しい事があった時は、また教えてくれないか？」



頭を撫でながら更にぎゅっと少し力を込めて抱き締める。



A『ありがとう。』



柔らかい声でそう呟くと、俺の背中にゆっくりと腕を回す。
背中に小さく振動が伝わってくる。不器用ながらもAは一生懸命抱き締め返してくれてるのがたまらない…。



カラ松「好きだ…」


A『…っ…。あっ…えっと…』



カラ松「ふふっ、照れてるのか？すごいドキドキしてるのが伝わってくるよ。」



A『そりゃドキドキしちゃうもん…。今度は前から抱き締められるなんて…
それからありがとうカラ松くん。



私もカラ松くん大好き。』



ｽﾞｷｭﾝｯｯ…♡



カラ松「ハニー…♡俺も大好きだハニ〜〜♡♡」



あぁこのままでは離れたくなくなってしまう…
しかしハニーにもプライベートがある…あまり困らせるような事をしては…



カラ松「さ、お互いのスウィートホームが待ってる。送ってくぜプリンセス。」



体を離そうとすると、俺の服の裾を掴みながらAに見つめられる。



A『…あ、あのっ…もう少し一緒に居たいって言ったら…ダメ……？』



カラ松「……!!?」

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