【カラ松】ぽかぽか系女子

第40松 ページ43

A『カラ松さん……』


トド松「兄さんね、君が頑張ってコインランドリーできれいに掃除してる姿見て、刺激を受けたみたい。自分も何か変わりたいって言ってたの。」



刺激を？私そんな大した事なんて…



トド松「君はあそこで、一生懸命掃除してるんでしょ？兄さんね、その君の姿を嬉しそうに話してくれたんだ。
何て素敵なシンデレラなんだ！って、関心してた。



だからね、みっともない男にはなりたくないんだってさ。」



話を聞いて何だか嬉しくて、温かい気持ちになってくる。
私の事、そんな風に褒めてくれてたんだ…。



カラ松「はぁ…暑…」


カラ松さんが働いてる姿はかっこよかった。
顔に砂が付いていようが、汗水垂らして一生懸命頑張っていた。



忙しくしてたのは…そういう理由だったんだ



トド松「そうだ、今度カラ松兄さんに会った時はくん付けで呼んであげて？
喜ぶと思うよ♪」



A『く、くん付けで…？』


トド松「だって敬語とかさん付けとか壁を感じるじゃん。
出来たら僕にもタメとかくん付けで話して欲しいなぁ♪」



確かにずっと私敬語で話してた。
もしかしてカラ松さんにずっと壁を感じさせてたのかな…？



A『わ、分かりま…っ、分かった。
今度頑張ってタメで話してみる！ありがとうトド松くん！』



トド松「ふふふ、どういたしまして。
それから、僕の事は気軽にトッティでいいよAちゃん。」



A『トッティかぁ…可愛いあだ名だね。』



しばらくカラ松さ…いや、カラ松くんの姿を見た後にトッティと一緒に途中まで帰る。



トド松「またね〜！」


別れた後、あの頑張ってる姿を見て何か出来る事はないか、応援する事は出来ないかを考えた。
あ、そうだ



A『お弁当彼に作ってみようかな…』



喜んでもらえるといいな。そう思いながらスーパーへ行って買い出しをする。



渡す時、言えたらいいな…カラ松“くん”って。
癖でどうしてもさん付けになりそうな気がするけど



A『頑張って練習しなきゃ…。』

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