体育委員…おそ松 ページ3
昼休みを終えた午後のHRの時間。
「そんで、体育祭の競技だけど。
どの競技も男女混合だからねー」
私が黒板を指差してそう言うと、みんなの顔が一斉に強ばった。
そりゃそうだろう。
リレーなんかだったらあり得るかもしれないけど、二人三脚とかでも男女混合だなんて。
そういう理由で、我がクラスの競技メンバー決めは難航しつつあった。
「男子、これはむしろチャンスだぞ！
気になるあのコに触れられる大チャンス！
事故に見せかけていろいろ触っちゃえば…」
教壇に座って爆弾発言をかます相方に渾身の右ストレートをかました。
「えぇ、手ぇ出したよこの人!?」
「ったりめーだろこのお粗末が!!
クラスメイトを変な道に誘い込むな!!」
私は大真面目に言ってるのに、おそ松どころかクラスメイトみんな、コントを見ているように笑いだす。
いや、みんなのんきに笑ってるけどそんな場合じゃないからね?
すると、どこからかこんな声が聞こえてきた。
「そんなに仲いいなら、体育委員二人で二人三脚やればいいじゃん」
「いや、何言ってんの!?死ねって言ってんの!?
そんなのセクハラされるだけじゃん!!
…ってコラァ!!テメェも勝手に決めんじゃねぇ!!」
クラスメイトの発言を聞いた瞬間、さっきまでヘラヘラしていたおそ松が光の速さで
二人三脚…体育委員二人
と書き足した。
「えー、もうこれでよくね?
みんな賛成みたいだしさぁ」
みんなの方を見ると、面白がって全員ニヤニヤしている。
「はぁ…!?」
「それともなーに?
俺とじゃ嫌なの?」
「い、嫌って…！」
そうじゃないけど…
「だーいじょうぶだよ。
なんかあったら俺が助けてやるからさ！」
得意そうにポーズを決めるおそ松。
…こういう時だけ無駄に長男発揮しやがって。
「…わかったよ、じゃあ…」
「途中でコケたりして変な体勢になって、
『ちょっ、早く起きてよ！』
『そんなこと言われても…』
『あっ、そこダメ…！』
とかになったりして〜！」
次の瞬間、私の拳がおそ松の腹に直撃したのは言うまでもない。
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あお - おそ松兄さん…剣道部のがかっこよかったです！私は過去に体育委員と放送委員やってたので大好きなおそ松兄さんで見れて幸せでした！ (2018年4月4日 23時) (
レス) id: 7457b0c918 (このIDを非表示/違反報告)
風が凪ぐ - 私もリクエストいいですか？ (2017年9月1日 19時) (レス) id: 6255028c97 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっきー大魔王 - リクエストいいですか？ カラ松で陸上部でお願いします！ (2017年8月22日 22時) (レス) id: b15a1e4066 (このIDを非表示/違反報告)
闇月ゆう(プロフ) - この作品今日知って一気読みしちゃいました！英語部の英文訳したら確かにドキッってきますね！！もう全松イケメンすぎて死にそうです… (2017年8月20日 10時) (レス) id: 37c43119a0 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりんねこ＠午後ティーを午前に飲むアホの子(プロフ) - 吹奏楽部員としては嬉しいものでした！ありがとうございます。 (2017年8月20日 9時) (レス) id: 58666363fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤沢 | 作成日時：2017年7月28日 22時
