【そ.ら.る】補聴器を拾ってくれたのは【歌.い.手】

○ ページ22

『彼方く〜ん。おまたせ〜。お風呂どーぞ。パジャマありがとう！』

リビングでソファに座りテレビを見ていた彼方くんに話しかける。


そ「ん。わかっ……。」

わか？

何を言いかけたんだろうと思い彼方くんに近づく。

『彼方くん？』


話しかけるとハッとしたように

そ「っ！ご、ごめん…えっと……その……


可愛かった……から。」

少し頬を赤らめていった言葉に顔に熱が集まったのが自分でも分かった。


『そ、その…彼方くんにの服おっきいから…

ぶかぶかになっちゃって…//』

そ「なんか彼シャツみたいだね…w」

『あ……w私もそう思ったw』


彼シャツなんて彼方くんが言うからより顔に熱が集まる。

彼氏のシャツ…

いつかそうなりたいな…なんて考えて

すぐに頭から消した。


『か、彼方くんもお風呂どうぞ？』

そ「あ。うん。わかった。」



彼方くんが風呂場に向かって

ソファにもたれる。







.








.









『……はぁぁ……もうダメだ…心臓の音鳴り止まないよ……』

○→←○

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す