第1話 ページ2
【A side】
仕事で忙しい母の代わりに私が買い物に近くのスーパーへ行く事になった。
いつもの見慣れた道を歩きながら呑気に鼻歌を口ずさむ。
『ふん、ふふん〜ふんふん〜♪あ。』
そういえば近々私のクラスに転校生が来るって椋木先生言ってましたよね……。
怖い人だと嫌だし、ツッパリさんじゃないといいなぁ……。
佐川君とか私にいつも突っかかってきて怖いですし……。
そういう時は何故か大抵理子ちゃんが助けてくれるんですけど。(同じクラスじゃなのにいつも駆けつけてくれる)
『あ、そうでした！こっちじゃなくてこっちですね！』
少しでも早く着くために抜け道を選び、階段を降りる。
危うく違う道に行くところでした！
『危ない、危ないっとぁあっ？！』
その時Aは階段でつまづいてしまい、その勢いで強制的に階段を早足で駆け下りる事になってしまった。
『あわわわっ 誰かっ止めってくださぁっ うわぁ！(危ないっ)』
「！？」
Aは勢いを止められず、ドカーン！と丁度目の前を通った水色のジャージを着た男性にぶつかってしまった。
「(ふにゃっ)ってぇ……！、……ふにゃ？」
『ごごごごめんなさいっ！！』
勢い余って目の前の男性を押し倒してしまっていた。
どうしましょう、怒らせてしまったかもしれません！
『すぐにどきますねっ！すいません、大丈夫でしたか……？』
男性から退き、屈んで手を差し伸べる。
「あ、あぁ……。」
男性は目線を下に下げて全然私と目を合わせてくれません……。
やっぱり怒らせてしまったんでしょうか⁈
『すいませんっ もしかして怒っていますかっ⁈』
そう勢いよく聞くと男性はバッっと目線を私の目に合わせて笑顔になった。
「いやいやっ！全然！寧ろありがとう！」
『あり、がとう……？じゃあ良かったです！本当にすいません……。』
「気にすんな、怪我してねぇし。お前も怪我は大丈夫なのか？」
『貴方のお陰で私は全然……！』
「そうか、じゃあ良かった……ってそういえば俺大事な用事があるんだった！悪りぃじゃあなっ！」
『あっえっ……』
Aが言葉を返す間も無く男性は走り去ってしまった。
行ってしまいましたね……。
私って何でこうもドジなんでしょう……。
でもあの方が優しい方で良かったです！
『あ、いけないっ！かっ買い物忘れてましたっ！』
Aは再び急いでスーパーへと向かう。
後日、互いに身近な場所で再開する事になるなどこの時は知る由もなかった。
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肉まん(プロフ) - misaさん» ありがとうござます！一応は三橋落ちで考えております。私もどちらかというと伊藤君の方がすきなんですが、本編で伊藤君寄りはあっても落ちは難しいので、番外編やifといったものを書けたらなと考えております(*'ω'*) ご期待に添えられるよう、頑張ります！ (2018年11月5日 15時) (
レス) id: 31645f9595 (このIDを非表示/違反報告)
misa - こんばんは！読ませてもらってます！すごい面白くて好きです！夢主ちゃんにオチとかありますか？伊藤くん大好きなので、伊藤くんオチとか、絡みを多くして欲しいと思ってます← 更新楽しみにしています！頑張ってください！！ (2018年11月4日 2時) (レス) id: 13cc9668e0 (このIDを非表示/違反報告)
肉まん(プロフ) - ま ゆ 。さん» 同士さん！！ムロツヨシさんと佐藤二朗さんは最強ですよね笑 そう言って頂けて良かったです！応援ありがとうございます！ (2018年11月3日 18時) (レス) id: 31645f9595 (このIDを非表示/違反報告)
ま ゆ 。(プロフ) - とっても面白いです笑私もムロさんのアドリブほんとに大好きだし福田さんの作品大好きなので全然気にならないです笑更新頑張ってください！！ (2018年11月3日 17時) (レス) id: 5e7badb16e (このIDを非表示/違反報告)
肉まん(プロフ) - ソラさん» 巨乳と認識するサイズって人それぞれなのでご想像にお任せします笑 私も切実に分けて欲しいです……。励みになります！ありがとうございます( ´ ▽ ` ) (2018年11月2日 1時) (レス) id: 31645f9595 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：肉まん | 作成日時：2018年11月1日 1時
