【3年A組 男主】教師人生 賭けます 。

教師人生 ページ7

柊「…鍵が開いた。廊下に出られるよ？」



俺と柊先生 以外の全員が急いで廊下に飛び出る




『………どういう……つもりですか…？』



柊「…A先生が 命がけで生徒を守っているところ…見たいなぁって思って 。」





嗚呼、こういう時に限って 不運だ 。


……俺は 何をすれば良いんだよ、







すると 廊下から悲鳴が多数聞こえ 無理やり立ち上がり廊下に飛び出る





『………嘘だろ…？』




唯一他のクラスに行ける手段としてあった一本道の廊下が、瓦礫によって塞がれていた 。

…さっきの爆発だ 。本気かよ………





切られた電線からﾊﾞﾁっと火花が飛び散ると それに合わせて生徒達も悲鳴をあげた









「爆弾だよ 。」




後ろから 全体に呼びかけるような大きな声で柊先生のそんな声が聞こえた






柊「どう？これで分かってもらえた？」





「先生が 爆発させたんですか…？」

そんな生徒の問いかけに 少し笑い「ピンポーン！」と空気に合わない声を出す柊先生






柊「あ ．因みにねぇ、A先生の上にもあるよ 。」


『っ、！？』




天井を見上げ 柊先生を睨みつける

すると柊先生は より一層楽しそうな顔をして「その顔 良いね…ｿﾞｸｿﾞｸする 。」と 俺の方を見て
口角を上げる



なんだか 手のひらで転がされているようで 悔しい気持ちになった







凛「誰か…誰か助けてっ！！」


凛さんが 瓦礫の近くにまで走り そう叫ぶ

それを合図に 数人の生徒が助けを求めると 後ろで「無駄だよ！！」と 声がする







柊「皆んな自分の事でそれどころじゃない 。







さぁさ、教室に戻ろうか 。また爆発しないうちに＿＿＿＿＿＿＿」

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