【3年A組 男主】教師人生 賭けます 。

教師人生 ページ6

柊「…調子に乗ってるのはお前らの方だろ？」




目の前で過ぎていく 光景を ただ見ているしかできなかった

…目の前で生徒がナイフを突き立てられているのに 声一つ出せない 。なんでこんな 俺みたいなグズ教師が…先生なんかになったんだろ




柊「………A先生 ？」


『っ、………』




刺された 音がしたと思えば 隼人さんの 真横に突き刺さっていて 力が抜けた






柊「…今みたいに 生徒が殺されそうになった時 A先生は 生徒を助ければ良いだけです 。簡単でしょう…？」

『簡単、って……』



目が泳ぐのが 自分で分かった

焦りが止まらない 冷や汗が 一滴 頰から 滴る






柊「…まだ状況を理解してないようだなぁ 。じゃあ、これでどうだ」




柊先生は腕時計を弄り始める

今度はなんだ、と周りを見渡した時だった







.







＿＿＿＿＿＿＿ﾄﾞｺﾞォｫﾝっ!!!!!









何処からか ＿大きな爆発音がした




一瞬 心臓が止まったような感覚に陥った








生徒達は 当たり前だが 騒ぎ始める 。






『柊先生……まさか…』



操り人形の ような光がない目で 俺を見下しながらﾆｺっと 笑う柊先生

初めてだ 。人を本気で「怖い」と思ったのは

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