常識人が兄と僕しかいないのだが。【stpr】

僕、ハウスダストアレルギーなので部屋は綺麗にしてくれません？？ ページ20

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さと「だから部屋の掃除しろって！」



ころ「バナナ！」



さと「お前のゴミが俺のペースまで入ってきてんだよ！」



ころ「バナナ！」



さと「だから…」


ころ「バナナ！」



さと「はぁ…」



ジェル「あれ？どしたん？」



さと「ころんが部屋の掃除しないんだよ。
　 注意したら拗ねてんのかもう3日間バナナしか喋らない。」



ジェル「いや、兄ちゃん さすがにそれはアカンと思う」



ころ「バナナ！」



るぅ「どうしたんですか？耳障りですよ」



ころ「バナナ！」



ジェル「待って、るうちゃん今耳障りって言った？」



るぅ「言ってないです」



ジェル「言ったよな？」



るぅ「喋んなジェル！」



ジェル「なんでなん？」



さと「ころん！」



ころ「バナナ！」



さと「あぁもうダメだ…。兄ちゃんたちに頼ろう」






なな「なるほどねぇ…」


莉犬「バナナあげれば機嫌直るんじゃない？」
　


「「「なるほど！」」」



しろ『そもそも3日間バナナだけしか喋れないなんて僕には無理なんですけど。』






莉犬「ほら、ころん。バナナだよ」



ころ「う…うぅ…、バナナァ!!」



なな「ころちゃんがバナナを拒否した！？」



莉犬「これは重症だ…」



ジェル「バナナ拒否するだけで重症って言われるん？」


しろ『今だけ、ジェル兄さんに同意します。』


るぅ「どうしたんですか？バナナですよ。ほら…」


ころ「バナナッ」


なな「じゃあバナナ・オ・レは？」


ころ「バ…バナナ!!」


さと「食べないのか？俺が食べるぞ？」


ころ「バナナ」



「「「「「「どうしよう…」」」」」」



莉犬「わかった！ほら、チョコバナナとか」


ころ「バナナ」


なな「じゃあ、バナナ・オ・レは？」


ころ「バナナ」


るぅ「焼きバナナはどうですか？」


ころ「バナナ」


さと「じゃあ…、バナナ３本はどうだ！」


ころ「うぅ…、バナナ」





「「「「「ダメだー…」」」」」




ジェル「アカンわ。全員アホやこれ」



しろ『アホですね、重度のアホです。』

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