side19 ページ19
「す……すみません」
とりあえず、二人に謝る。
どうしても好奇心が抑えられなかった
だけど二人とも外に待たせていたわけで
……ごめんなさい
頭を下げる。
「仕方ないさ。その場面になったら僕も好奇心が抑えられなかったと思うし」
「それより、そのノート、なのか!?」
赤司さんの声で頭を起こすと、すかさず兄が質問してくる
兄はこれに覚えがあるらしい。
それでハッとし、首を数回縦に降る
「あのね! ノートもなんだけど、他にもこれがあって……!」
慌ててノートと一緒に、例の手紙を二人の前に出す
それに彼らは目を見開く
「これ……」
「Aさんが、残していたみたいなんです」
赤司さんと兄は一度顔を見合わせて、その後その手紙へと手を伸ばす
書かれた自分の名前に驚きを隠せていない。
だけれど……二人とも開けることはしない
不思議に思っていると、赤司さんが私の思いに気付き、微笑んだ
「……僕らには、どうしても怖いんだよ」
かける言葉が見つからなかった
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ユイ(ayamea)(プロフ) - キャーーーーー!!待ち遠しい!頑張って下さい!! (2014年4月17日 21時) (レス) id: cea22bda8f (このIDを非表示/違反報告)
楓菜(プロフ) - 皆さん……!!本当ありがとうございます!!出来る限り早く作成します!!! (2014年4月14日 21時) (レス) id: 634ed27c9f (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - イヤッフーーー!!!←← 続編楽しみでっす!!楽しみに待ってます!!(^p^) (2014年4月11日 23時) (レス) id: 7f9580b3a1 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - 続編めっちゃ楽しみにしてます!!更新頑張ってください!! (2014年4月11日 21時) (レス) id: b59090a3dc (このIDを非表示/違反報告)
☆SIZUKU☆(プロフ) - 続編読みたいです!いくらでも待ってます!楽しみにしてます!頑張ってください! (2014年4月11日 21時) (レス) id: 17f1126cd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:楓菜(pholx) | 作成日時:2014年3月13日 9時