カノキド詰め

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「キドさんってカノさんのこと好きですか？」


「は、」



「あ、もちろん恋愛対象で、ですよ？」


「何言ってんだお前らは。」


「あれ、好きじゃないんですか？」


「当たり前だ。」


「えっ・・・あ、あれっ？そ、その、本当に？」


「ああ。」



少女漫画の読みすぎなのかな、って思った。


漫画のように両想いとは限らないんだ。



「だって、家族だぞ。」



あとキドさんは鈍感なのかなって思った。






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「なんかカノが可哀想だね、」





「うん・・・。」





カノさんは片思いってことか。なんか可哀想だな。









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「セト、ちょっといいか」



「んー？いいっすよー」


「なぁ、さっきキサラギたちがこんなこと言ってきたんだが＿＿＿＿＿＿」



キドはセトにさっきのことを話した



「なんでか分かるか？」



「え、あー、あー・・・・(言っていいんすかね・・・)」



セトは悩んだ。やはり想いは本人が伝えるべきだ、と。



「あの、あれっすよ、カノがキドのこと気になってるから、キドはどう思ってるのかなー・・・・みたいな。」



(しまった、全然意味ないことしてしまったっす・・・)



「あ、お、え、そ、そうか」


そう言うとキドは走っていってしまった

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