第10話 ページ10
きまづい沈黙が流れる。
何故私は今、天祥院さんと肩を並べて高そうな車に座っているのかというと、それは少しほんの少し前に遡る。
私は、自分のノーパソと教科書が入っているバッグを持っていると、不意に目元を隠されて耳元でしゃべられる。
咄嗟に私は警戒態勢に入るけど、その声を聞いて少しだけ安心した。
「一緒に帰ろうよ、どのみち君の家にお呼ばれしているしね。」
どうやら天祥院さんのようだった。
「お言葉ですが遠慮させてもらいます、というか天祥院さん車ですよね。」
「そうだね、けれど僕も君の家に用事がある。君もこれから歩いて帰宅するのだろう？じゃあこっちの方が効率的じゃないか。
迷う必要なんてないだろう？」
そう言われると、返す言葉も出ない。
迎えの車を寄越してますとも、今更嘘はつけない。
未だ視界は暗いまま、ただ心臓の音だけが私の耳に木霊した。
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。 - 蓮見じゃなくて蓮巳です。 (3月10日 23時) (
レス) @page8 id: 4dba0393ab (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ(プロフ) - ありがとうございます、めっっっっちゃきゅんとしました! 推しが…英智先輩になってしもうた……………もう最高すぎます! (2023年3月29日 8時) (レス) id: 2cdbc326e2 (このIDを非表示/違反報告)
草林檎(プロフ) - あおさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて恐縮です。改めまして、ご感想本当にありがとうございます。 (2022年8月2日 19時) (レス) id: c346cb75c8 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 英智の策士っぷりかっこよすぎでした‼︎新作も楽しみにしております‼︎ (2022年8月2日 0時) (レス) @page35 id: 2801323682 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：草林檎 | 作成日時：2022年7月13日 23時
