第21話 ページ21
「僕はね、少なからず君がそう言ってくれて嬉しかったよ。
やっぱり、日和くんの妹だね。君は」
「日和くんも…」
「でも、あんまり僕以外にこういうことやっちゃダメだよ。」
私の頭が回ってない中、先程まで見下ろしていた彼の顔が上にあった。
「ほら、据え膳食わぬは男の恥とも言うからね。」
私はやっと状況が理解出来て、おもわず心臓が高鳴った。
「けど、天祥院さん。そんな体力残ってないでしょう？」
私は勢いで言ってしまったことを後悔した。
「あまり僕をからかうと…とでも言えたらいいんだけど、そうだね図星だよ。」
なんと言っても、さっきまでfineのプロデュースをしていたのでわかる。
「どうして、こんな条件だしたんだい？
そこまで、日和くんに依存する理由が僕には分からない。」
「私には、これぐらいしかあなたにメリットが無いと…思ったからです。」
私は先程瞼裏に飲み込んで隠した涙が、溢れて止まらなかった。
「うん、ゆっくりでいいよ。」
その言葉に、タカが外れてしまい思わず顔を隠した。
少しづつ溢れて来てたはずの涙はいつの間にか、手を濡らすほどにまで溢れていた。
「私が日和くんに執着しているのは、彼が太陽みたいだったからだったんです。」
少し過去に遡る
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
どうも、この作品を読んでいただきありがとうございます。
草林檎と申します。
勝手ながらで申し訳ありませんが、最終話までと新作の書き溜めをしておきたいため、2日〜3日更新をお休みさせて頂きます。
この3日も同様の理由でお休みさせてもらっていました。
お気に入り登録、評価、関連ランキング等…本当にありがとうございます。
これからも色んな方に見て貰えたら幸いです。
それでは長くなりましたが、是非最終話までお付き合い願えると嬉しい限りです。
2022年7/28日✓
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。 - 蓮見じゃなくて蓮巳です。 (3月10日 23時) (
レス) @page8 id: 4dba0393ab (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ(プロフ) - ありがとうございます、めっっっっちゃきゅんとしました! 推しが…英智先輩になってしもうた……………もう最高すぎます! (2023年3月29日 8時) (レス) id: 2cdbc326e2 (このIDを非表示/違反報告)
草林檎(プロフ) - あおさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて恐縮です。改めまして、ご感想本当にありがとうございます。 (2022年8月2日 19時) (レス) id: c346cb75c8 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 英智の策士っぷりかっこよすぎでした‼︎新作も楽しみにしております‼︎ (2022年8月2日 0時) (レス) @page35 id: 2801323682 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：草林檎 | 作成日時：2022年7月13日 23時
