検索窓
今日:4 hit、昨日:8 hit、合計:4,409 hit

7# 運命とは残酷である…! [短編] ページ8

二時限目、Z組は家庭科の調理実習の時間を楽しんでいた、
…と言うより強いられていたと言った方が良いのだろうか。

かんからと食器や調理器具の音がするなかでワイワイと皆調理に取り組んでいる。

今日は珍しくあの高杉も顔を出していた。壁にもたれ床に脚を投げ出し、そろばんのテキストを読んでいた。

張り切っているまた子に連れて来られたのだと言う。

そんな中、空いた一番後ろの机で何やら楽しそうに話す二人がいた。

「アーサーさんも料理がお好き?」

首をかしげながらにこりと微笑みかけたのは妙。

「あぁ、料理は好きだし割と腕に自信があるんだ。」

呼びかけられ、自信ありげに答えたのはアーサー。

「あら、私もよ。皆が喜んでくれるのが楽しみね!」

「あぁ、…って別にあいつらの為じゃなくて、俺の為なんだからな!勘違いすんな、ばかぁ!!」

「あら、ごめんなさい。そうなの…?」

「いや、そうって言うか…違う…ぅわけじゃねーけど…その…っ」

いらないデレを出し始めたアーサーに、連合メンバーがヒソヒソやっている。

「…アーサー、飯作るってよ。」

「いやそれ、どっかで聞いたことあるセリフあるな。」

しごく真面目な顔で言い出したアルフレッドに、耀はつっこみを入れる。

「お兄さん、皆がかわいそうっ!」

「僕も食べたくないなぁ〜。」

このままじゃ、確実に被害に逢う。
一体どうしたものかと考え込む。

その頃、お妙は新八に呼び止められていた。

「あ、姉上…?本当に作るんですか…?」

「えぇ、そうよ。どうしたの?楽しみなのね♪」

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←6# 転校日の休み時間 [短編]



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , ヘタリア , トリップ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

リラン@苺大福(プロフ) - うへへ(゜∀。) (2015年11月6日 18時) (レス) id: 11208b5498 (このIDを非表示/違反報告)
おーぷん♪ - \_M,Tさん» 本当ですか!嬉しいです!愛の力と妄想だけで書いております!応援よろしくです (2015年10月21日 16時) (レス) id: addc268023 (このIDを非表示/違反報告)
おーぷん♪ - 由岐さん» 有難うございます!頑張ります (2015年10月21日 16時) (レス) id: addc268023 (このIDを非表示/違反報告)
\_M,T - ギャグがあっておもしろいです!どっちのキャラも濃くて、いいですね!更新がんばって下さい。応援してます!\(^∀^)/ (2015年8月24日 23時) (レス) id: 18a8c5f6cc (このIDを非表示/違反報告)
おーぷん♪ - がんばります!! (2015年8月24日 21時) (レス) id: 5bcdb17500 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:OPEN | 作成日時:2015年6月4日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。