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story*25 ページ28

ホドモエシティのポケモンセンターに着くと、ずぶ濡れのA達を見て驚いたジョーイさんがすぐにタブンネに指示をしてタオルを持ってきてくれた。



そしてガーディの事を告げると二匹の回復をお願いする。



「実はね、あの子少し前にトレーナーに捨てられたみたいで…6番道路に住み着いちゃったの」


でもすごく威嚇してきたでしょ?と困ったような笑顔で問われたAは、こくこくと頷いた。



「やっぱり捨てられたことで人間が怖いんだと思うわ。なかなか育てるのが大変だろうけど…頑張ってね」


とジョーイがニコリと笑ったため、曖昧に笑って返した。


もとからチラーミィの態度が悪いってのに…また問題児が増えるのかとAは頭を抱えた。



とりあえず考えるのは後にしようと頭を切り替えると、今日の分の宿泊をお願いし、すぐに部屋へ行ってシャワーを浴びることにした。


着替えを終えたAは先に夕食を済ませて回復したチラーミィ達を受け取りに行くと、チラーミィが不機嫌な顔でお出迎えしてくれる。



「この雨の中放り出すわけいかないだろ?」


責めるような視線に耐えられずにそう言うとチラーミィは顔を歪めてプイとそっぽを向いてしまう。


やれやれと思いながらガーディのボールを受け取ると、一先ず部屋へと引き上げた。



部屋に入ってとりあえずガーディと顔を合わせようとボールを投げると、眩い光と共に少し怯えた顔をしたガーディが出てくる。



「雨が酷くて置いてけなかったから捕まえたんだ。

…もし良かったら一緒に来ないか?」



嫌ならこのままホドモエの手前に戻してやると告げると、理解したガーディはひかえめに一声吠えた。


まだ不安ではあるものの特に異論はないらしく、このままついてくるらしい。



しかしその隣では異論ありありな様子のチラーミィが佇んでおり、今までにないほど眉間にしわを寄せている。



「これから一緒にいるんだから仲良くしろよー」


とAが声をかけたが、チラーミィはフンッと鼻を鳴らすと早々にベッドの 端へと飛び上がって丸くなった。



とりあえず、タイプは違うがガーディにチラーミィのフーズを分けてやる。


ガーディはおずおずと口をつけると、どうやら口に合ったようで、嬉しそうに食べている。



寝てしまったチラーミィには夜中お腹を空かせないようこっそりとベッドの下にフーズの入った皿を用意して、Aも眠りについた。





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パクリ - 清々しいまでのパクリ (2019年8月15日 15時) (レス) id: 0cafbb94f4 (このIDを非表示/違反報告)
なのめーとる。(プロフ) - noahさん» ありがとうございます(*´∇`*) ほのぼの…なんていい響き//← はい!これからも頑張ります!(゜▽゜*) (2015年1月10日 9時) (レス) id: a333afc336 (このIDを非表示/違反報告)
noah - ほのぼのとした感じがとっても面白いです!これからも更新頑張ってください! (2015年1月10日 0時) (レス) id: b22bbd559a (このIDを非表示/違反報告)
なのめーとる。(プロフ) - *輪廻*@pkmnらぶさん» ありがとうございます(*^^*) そういっていただけると嬉しいです。 まだまだ未熟な点もありますが、今後もよろしくお願いします! (2015年1月1日 19時) (レス) id: a333afc336 (このIDを非表示/違反報告)
*輪廻*@pkmnらぶ - 主人公がかっこよくて読んでいてとても楽しいです// 続きが楽しみです! 更新頑張ってください☆ (2015年1月1日 19時) (レス) id: 19bc86b6d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なのめーとる。 | 作成日時:2014年12月22日 23時

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