よあそび ページ10
ut「んん〜？？なんの話かな？シャオロン君。」
sha「書いてあんで、夜のこと。」
『どこ…？あ、』
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怪物は、人間と表裏一体だ。奴らはさも己が主であるというように人々を食い荒らしてゆく。奴らは巧みに人間から逃げている。捕まえる方法はただ一つ。選ばれしものの協力だ。
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『見、口、臭、触、音…あとは読めないけど要は五感みたいなこと？』
ut「ごほん…まぁそういうことやね。俺はおそらく道やから"匂い"に当たる。変な
sha「じゃあ俺は“触覚”か。」
ut「んでこんどはおそらく食覚…で会話できるやつと会えればって感じやな。」
となると問題は、どこにいるかになる。とまた地図へと視線を戻す。しかし指したピンはあまり統一性がなくそこから見つけるには少し難しいと思えた。
『…手がかりなしでは…』
ut「まぁな…けどAさ、奇病のことばっかで知らんかったと思うけど…しゃおちゃーん！！そこの新聞ちょーだい！」
sha「おらよ！！ってかなにがしゃおちゃーん！！やねん！！やかましいわ！！」
いつの間に仲良くなったのか、ぎゃあぎゃあと大きく騒ぐ2人。一応、まだ明け方なのに。しかしシャオロンが投げつけた新聞には、夜中に黒いフード付きのマントを羽織った怪しい人間がいるなんて、いかにもな記事が大々的に取り上げられていた。
ut「な？怪しいやろ？」
『…まぁ…でも2人？』
sha「1人とは限らんのちゃう？俺みたいに触れるやつ、もしかしたら10人も100人もいるかもしれんやん！」
『そっか…1人とは限らないのか…つまり喋れる人が2人…？』
ut「しかも夜中に歩き回ってるってことはきっと夜遊びやってんで。」
『狩り！！』
sha「顔真っ赤やん！！っはは」
ut「お前もや！！」
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noroma±睡魔2号店(プロフ) - 匿名さん» ありがとうございます！気分投稿ですけど…頑張ります！ (2023年3月12日 21時) (
レス) id: bb5893bd99 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - インフル…！体調第一で大丈夫ですので！！ (2023年3月7日 22時) (レス) id: c680ea5625 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：noroma±睡魔 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Chihiro0521/
作成日時：2022年2月3日 18時
