no.38 ページ2
A「はぁ…」
ただ今の時刻は午前6時。
今日から三学期が始まります。
今私は学校へ向かっています。
A「ねむっ…さむっ…学校行きたくない…」
ん?それならどうしてこんな朝早くに学校に向かっているかって?
学校に行って一人静かに教室で予習?…違う。
それなら部活の朝練?…違う。
正解は…野坂くん達と学校に行かないために
“わざと早く”家を出たんです。
A「寒いし眠いけど野坂くん達と行くよりはずっとマシだ…」
そう、私は大晦日の夜に野坂くんを拒絶するような言葉を言ってしまった。
…だから何となく気まずく私は朝に一人早い時間にこうやって登校してるんだ。
☆*:.。.*:.。.*:.。.*:.。.☆*:.。.*:.。.*:.。.*:.。.☆*:.。.*:.。.*:.。.
*午前7時過ぎ*
学校に着いたのはいいが、やる事がなく仕方がないのでテスト勉強をしていた。
7時過ぎになるとぼちぼちクラスメイトが教室に入ってくる。
A(ん?)
何かがおかしい。
三学期の初日でみんながザワザワするのは毎年恒例だが、なんていうか…そうゆうざわめきじゃない事が教室の雰囲気から私は察知した。
A(なになになになに?…何か冬休み中あったのかな…)
すると不意に教室に入ってきた、るり子と由紀の会話が耳元をよぎった。
るり子「やばーい 早速A叩かれてるしw」
由紀「そりゃそうでしょwなんせ“あの現場”を愛に見られて、暴露されたから当たり前でしょw」
るり子「だねww」
…
A(え?叩かれてる?私が?
…どうゆう事?
“あの現場”って何のこと?愛が?
…何それ意味わかんない)
私の心と頭の中は、はてなマークでいっぱいだった。
だけど確実に分かる事が一つあった。
それは…
『私の事で教室がざわめいてる』
と、いうことだ。
そして不意に廊下を見ると、野坂くんの周りにいつも以上に女子達が集まっていた。
野坂くんは不機嫌そうな顔をしながらやや右下を向いている。
A(え?何が起こってるの?)
次の瞬間担任が教室に入ってきた事でざわめきは一旦治った。
A(…何だったんだろう?)
私は知らなかった。
今日一日で私の生活がガラッと変わることを。
29人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
吹雪士郎 - 楽しく見させてもらっています。僕はこの作品が好きです。更新楽しみにしています。 (2020年5月17日 17時) (レス) id: 2920096cab (このIDを非表示/違反報告)
桜夢亜羅 - イナイレの風丸大好き♪リンさん» 遅れてすいません(汗)ありがとうございます!!これから野坂くんと一星くんと夢主ちゃんの関係が大きく進展するのでご期待ください!! (2020年1月18日 18時) (レス) id: 14e386f460 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン(プロフ) - 続編おめでとうございます! 今回はシリアス多めと書いてあったので楽しみです!(シリアス大好き← もちろん!恋愛要素も大好きです←) (2020年1月16日 0時) (レス) id: e6fb3fbc8a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:桜 夢亜羅 | 作成日時:2020年1月15日 19時